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健康サポートプロジェクト (junko sakata)

フィットネスコーチ。 ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

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2018年12月26日 (水)

■【2019年・己亥】干支の活学で1年の計を考える

一年の計は元旦にあり…と、ことわざもあるように、
毎年年始には、
新しい1年をどのように過ごすか計画をたてます。

2018年~2019年の年末年始は、お休みがほとんどなくて
ゆっくり書籍を開いている時間がなさそうなので、

ちょっと早い気もしましたが…
過去に起こった出来事や、干支から学べることを

前もって調べておこうと、
大切にしている叡智の書を開きはじめています。
(注意:占いではありません)


叡智の書とは
故・安岡正篤先生の「干支の活学」

Dsc_6413


年末年始にしか開きませんが、手放せない一冊です。
(ちなみに、安岡正篤先生は「平成」の元号の案を出した方です)



●干支とは:

干支の干は、幹
支は、枝のこと。

生命の発生から終末に至るまでの過程を
干は10段階、支は12段階にし、
組み合わせた60種類を「十干十二支」と言います。

ちょうど60年で一周を環るので、60歳は還暦と言います。

安岡先生は、私たちの生活はマンネリになりやすい、
肉体的にも精神的にも機能がマヒしてくるので、
日だと60日目、月だと60ヶ月(5年)、1年だと60年で振り返り反省し、
新しいものに進化していこう、
常に新鮮でいようとおっしゃっています。

なるほど。60は振り返りと進化の数字、肝に銘じます。


●60で一区切り:

今年2018年は戊戌で、60年に一度の組合せの干支。

今から60年前に起こった出来事を調べると、

当時皇太子だった明仁様と正田美智子様の婚約発表がありました。

翌年の己亥も60年に一度の組合せの干支で、ご成婚をされています。

婚約発表があった戊戌の60年後の2018年に、天皇陛下の退位を発表し、
ご成婚の60年後の己亥・2019年に退位される。

意図的かどうかわかりませんが、60年で振り返ることをされ、
これからの日本の進化の為に、次の世代にバトンをお渡しになるのでしょう。


●さいごの締めくくり:

来年の己亥も、60年に1回。

「己」は紀を省略したもので、紊れた糸すじを通すこと、即ち前年の戊の繁茂によるごたごたを解消して、筋を通すことを意味します。
亥は「説文」によれば、亠即ち上と、その下に二人と孕むを表す文字で、「核なり、百物を収蔵す」。(中略)いずれにしても、この文字は、「何事かを生もうとしておる」「いろいろのエネルギー・問題をはらんでおる」ということを意味しておる。起爆性を含んでおるわけです。

(安岡正篤 『干支の活学』より抜粋)



次に私が同じ干支を迎える時は

この世に肉体がないんだなぁ…。
そして、今年の様な流れの1年は、もうやってきません。
とっても感慨深い1年で、だからこそ行動した1年でした。


来年の己亥。

アタマについている己。絡まったものを正す、糸筋を通す。
過去の過ちも解消して筋を通して、2020年へ…

動物干支では亥。
最後の動物の亥ですから、
大事な締めくくりの1年になります。
(亥は落ちた種子
が土に埋まり、子で種子が発芽する。つまり亥は次世代に命を繋ぐ年という意味。また爆発的なエネルギー・起爆性を含む意味)

色んな後始末と、次に繋ぐ工夫が必要かと…
じっくり時間をかけて1年の計を考えてみたいと思います。


●君が代:

話は少しそれますが、
前に実弟が、竹田恒泰先生の研究会に参加して、
君が代の意味を知った…とSNSで投稿していました。

正直私は、
我が国の国歌なのに興味がなく、
学校でも意味も解らずに歌っていましたし、
暗い歌だなと感じていました。


数年前には、国歌斉唱について色々議論されていたし、
君が代=戦争の歌…みたいな感じがして賛否両論。
なんとなく触れない方がいいのかな…とも思いますが、

弟の投稿で興味を持ち、調べてみる…そして今までの思いが一転しました。


君が代は

(あなたの命が) 

千代に八千代に

(永く永く)

 さざれ石の巌となりて

(小さな石が長い年月をかけて大きな石となり)

 苔のむすまで

(その石に苔がつくまで)


なんと美しい祈りの歌。

意味を知ったら、急に歌いたくなったし…

今まで、日本の平成(国の内外、天地とも平和が達成される)を祈っていてくれて
天皇陛下、ありがとう。
そしてお疲れ様…と思った年末です。


私も、最後の締めくくりの1年。
命を大切に。
うちのスタジオも来年でまる5年経ち、
6年目を迎えるので、ある意味節目。

来年をどう生きるか、しっかり考えよう。

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※写真は、朝のトレーニングにて。
綺麗な苔を見つけて思わず君が代を思い出しました。