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健康サポートプロジェクト (junko sakata)

フィットネスコーチ。 ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

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2020年5月24日 (日)

■ネットストレスのメンタルクライシス

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脳は、ダイナミックに機能している時…

情報をしっかり受け取り、
気付き、考えながら、立ち止まり、
常にペース調整できる。
そして思いやりや好奇心やチャレンジ精神、想像力を持って、
自分の思考を選択しながら豊かな自己表現がのびのびとできる。


しかし、ストレス下により脳の働きがフリーズしている時…

何かにとらわれ動きがとまる、
いつも恐れている、
戦うか逃げるか…他人を理解することができない、
攻撃的な競争主義になる、感情的になる、
新しい情報を処理することができない、
無理をして空回りする・頑張り過ぎる(立ち止まって考えることができない)、
生き方の癖、思考の癖が出てきて、自己表現ができない。


Photo
ネット社会はとても便利になりましたが、
便利さは反面落とし穴もあり、
常に多くの情報量という刺激やストレスを浴びる様にもなりました。

ストレスには良いストレスと悪いストレスがあり、
悪いストレスを受け続けると脳がフリーズしてしまいます。

(ネットの情報だけではなく、社会や日常生活のストレスにおいても脳が刺激で疲れてる)

フリーズした脳は、
入力した情報をいったん自覚し、
自分の意志や良心・想像力などのフィルターを通すことができずに

すぐに反応してしまう。


本来人間は立ち止まって考える脳を持っていますが、
そんな考える人間脳までいかずに、
脳幹や辺縁系の動物的な脳あたりで反応してしまう…。


最近、フリーズした脳になっている方がネットの中で
増えているような気が個人的にします。


そう思う理由の1つは、SNSの中に広がる誹謗中傷。


通常、脳の前頭前野(おでこのあたりにある脳)
立ち止まって考えるという脳の司令塔の役割をしていますが
ストレスがありすぎると、ブレーキがかからなくなるのです。

こういうことをネットに書き込みしたら、
目にした人はどう思うか…

相手が受ける心の傷や痛みはどんなだろう。
その先に起こることは何かな…。
良心もない、想像力すらなく、
ブレーキをかけずにすぐに反応し誹謗中傷してしまう。

誹謗中傷する人は、
実は脳がストレスでフリーズしている
可愛そうな人なのかもしれません。



かつて、わたしも
2015年から2017年の2年にわたって、
ネットの嫌がらせを受けました。

偽メールを使っての誹謗中傷。
新聞の取材を受け、公開された記事にまで誹謗中傷してくる…
まだまだありました。


武士道精神の私は、中傷するなら名を名乗れ…ですよ。
失礼な(笑)
しかし、だいたい誹謗中傷は偽名か匿名の卑怯者。



ある程度ネットの危機管理をしていますので、
相手のIPアドレスを全部保管し直ぐに警察へ行こうと思いました。
(IPアドレスはどこでだれが発信しているかわかる足跡。今も保存してあります。)


けれど、
もともと楽天的な考えをすることや

他にエネルギーを使いたいことが有るので、
マイナスなエネルギーで消耗したくないという選択ができたこと。
そして、家族の支えや励ましが幸いし
立ち止まって考えることができました。


逆に、ショックのあまり、
いったん受けた悪い情報を
自分の思考のフィルターに通してよい選択ができなかったら…、

もしくは悩みを打ち明けられなかったり、
誰かの支えや励ましが無かったら…

おそらく私も、
固まってしまい、戦うか逃げるか、
ブレーキがかかけられない状態だったかもしれません。





ネットは便利で情報もすぐにゲットできますが、
その反面、見えないうちにストレスフルになってるかもしれませんから

ちょっとネットから離れてみたり、
行動する前に深呼吸してみたり、
脳がのびのびするのと同じようにストレッチしてみたり、
自然の中を歩いてみたり…
別の刺激を入れてみるのもよいかもしれません。


誰もが強いわけではありません。
1人1人が思いやりや好奇心やチャレンジ精神を持って、
自分の思考を選択しながら豊かな自己表現がのびのびとできる。
そんな社会になりますように。


自分の職業に自信と意味を持って
身体を動かすことで脳を良い状態へと導いていきたいと思う今日この頃。