■奥ゆかしく生きる
早朝、締め切り原稿を仕上げ入稿させていただいた足で、近くの山をサァーッとトレイルランニングしてきました。
「よっこらしょ！山に行くべ！」と準備や心構えをしなくても、
「ちょっとそこまで」と近所に買い物へ行く感覚で行ける場所に山があるって…。
あたりまえのことではなく、ありがたいことです。
自生しているフジバカマの周りに、アサギマダラが1羽フワフワと飛んでいて、サッと姿を消しました。
すぐに姿を消したアサギマダラ。
全てを見せないから、余計美しく感じました。
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いつもBLOGに書いている事は、今日1日の中でほんの1瞬の事。
活動状況やプライベートは全部書いておりません。
「人に見せない美しさ」を大切に。
着物を着るようになって、そんな生き方がいいな…と思うようになりました。
全部見せずに、奥ゆかしく生きる。
まるで今日出会ったアサギマダラのように。
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奥ゆかしいとは：
ゆかしいは、動詞「行く（ゆく）」の「行くし（ゆかし）」で、行きたいという意味。
奥まで（見に、触れに）行きたい…というところから、慎み深く上品で心が引かれるという意味となる。
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和装と同じで、外側は無地で控えめな着物だけど、中は美しい模様が施されている長襦袢をまとう様に。
「見えない」から「見てみたくなる」
わたしも、そんな奥ゆかしい人間でありたいな。