■【特集】健康って何だろう?
大阪ではたらく運動指導者、
健康サポートプロジェクトの坂田純子です
■坂田 純子(さかた じゅんこ)
健康サポートプロジェクト・クリェイティブプランナー。
体操や企画を制作・監修しています。
関西を中心に運動指導者として活動中。
ウォーキングや健康体操、
生活習慣病予防、
呼吸器系・循環器系に有用性のある有酸素運動指導の専門家。
(→メディア関係・企業様にはこう紹介していただいています。)
「あなたは健康ですか?」
健康産業に関わる仕事をしているわたしは、
最近このような質問を受けることが多く、「健康」ってなんだろう?とよく考えます。
ちなみに、この原稿を読んでいるあなたは、「今、健康ですか?」
わたし達は、小さい頃から、「健康第一」と教えられてきました。
そして、井戸端会議の話題には必ず「身体のこと」が取り上げられている様に、日頃からわたし達は、「健康でいたい」「健康になりたい」など、健康について色んな願いごとをしている様な気がします。
では、「健康」ってなんでしょうか?
世界保健機構(WHO)が提唱する健康の定義は
「肉体的・精神的・及び社会的に完全の状態であり、たんに疾病または病弱が存在しないことではない」となっています。
言い換えてみると、
■ 肉体的(身体や内臓機能)が良好な状態であっても、こころに不安や心配事を抱えていては健康を損ねる場合がある。
■ 肉体的(身体や内臓機能)が良好で、こころが平穏な状態であっても、社会的(人や自然・モノとコミュニケーションをとる力)に失敗していては健康を損ねる場合がある。
■ こころが平穏な状態で、社会的(人や自然・モノとコミュニケーションをとる力)に成功していても、肉体(身体や内臓機能)を壊していては健康を損ねる場合がある。
つまり、ギリシア神話の思想でもある様に、
肉体(構造)・心(精神)・はリンクしており、
身体の不調からこころの不調につながり、身体の不調から人とのコミュニケーションバランスが乱れることがあるということではないでしょうか?
また、こころの不調から身体を壊し、コミュニケーションバランスが乱れることがあるということではないでしょうか?
ミスコミュニケーションから、様々なストレスを生み、身体やこころに不調がでるのではないでしょうか?
では「身体の調子が良い」「こころの調子が良い」「コミュニケーションが円滑になる」ためには、何を考えたらよいのでしょうか?
わたしは「健康の3本柱」を考えます。
つまり、健康のためには3つのバランスを整えること。
■健康の3本柱とは・・・
「運動」と「栄養」と「休養」のバランスをとること。
この3つのバランスが整ってこそ本来の健康が保てるのです。
有酸素運動で心肺機能や筋力トレーニングで筋力を維持・向上できるような「適度な運動」を週3~4回取り入れ、
「栄養バランス」を整えて身体(構造)を維持し、
「適度な休養」で身体とこころをリラックスさせ次への活力を養うことで「健康」が期待できると考えます。
さて、みなさんは、「運動していますか?栄養バランスはいかがでしょう?休んでいますか?」
日常のご自身の3つのバランスを振り返ってみませんか!
一緒に、Quality of Life(人生や生活の質)を向上させましょう!