■【コラム】ヘビーウォーキング・特異性の原則
運動アドバイザーの坂田純子です。
80歳までにエベレストに3度登頂した三浦雄一郎さんのトレーニング「ヘビーウォーキング」…
日常生活で20~30㎏のザックを背負い、
足には片足2㎏の重りをつけたシューズを履き、
足首には片足5㎏の重りを巻きつけて、
総重量34~44kgを身にまとい街を30~2時間ウォーキングする三浦流トレーニング。
もう、スゲー!としか言えません。
これを真似て、ウォーターサーバーのボトル12㎏+800gをリュックに入れ、
街の階段や買い物へ行ってみたものの、まず頸椎がやられそう。
歩く姿勢から改善ですね。
しばらく山から遠のいていて、ここ最近の山行で、いろんなところの筋力が低下してると実感しました。
心肺持久力はあるけれど、とにかく筋力と筋持久力が追い付いていない。
いろんな気付きがありました。
体力向上にはノビシロもあるかもしれないです(笑)
やはり、山を楽に楽しむには、山…でトレーニング。
トレーニングの原則に、特異性の原則と言うものがあります。特異性の原則―――――――――――――――
トレーニングで行った運動能力は向上するけれど、違うタイプの運動能力は向上するとは限らない。
たとえば、サッカーのパフォーマンスを高めたいのに、バレーボールのパフォーマンスを鍛えてても運動能力は向上しない。
平地でランニングしていれば、平地で走ることは得意になる。
山で上り下りをする能力が高まるわけではない。。。
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なので、登山やトレイルランに役立たせるなら、
出来るだけ登山やトレイルランと同様のタイプの運動をする必要があります。
来年の夏山を楽に楽しむために。
せっかく近くに低い山もあるし、階段もあるので、ヘビーウォーキングをはじめてみたいと思います。
某大手通販サイトで荷重ベストでも買おうかな。
運動能力を高めるには、特異性を意識すること。
もちろん、継続は力なりなので、続けることがタイセツ。