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2017年1月25日 (水)

■エルバランスサポートアスリート北田雄夫さんリポート~The Last Desert完走~

エルバランスアイズがサポートする
アドベンチャーランナー北田雄夫さんが
昨年末出場したレース【The Last Desert 】
で完走されました。
ご本人からリポートが届きましたので
ご紹介いたします。


1) レース概要 名称  :The Last Desert
開催日:2016 年 11 月 21 日~26 日(6 日間、現地時間)
場所  :南極
距離  :250km(6 ステージ計)
参加者:61名(チーム参加2チーム)
ルール:ステージ毎に距離を計測し、全ステージの合計距離で順位を決める
開催  :2年に一度開催
参加条件:参加をするには4desertsが主催する他2大会の完走が必要
URL  :http://www.4deserts.com/thelastdesert/
 
<4desertsとは>
過酷なマラソンイベントとして知られる4deserts。
サハラ、アタカマ、ゴビ、3つの砂漠(deserts)を
舞台としたマラソンのうち2つを完走したランナーには、
最後の南極でのレース『The Last Desert』への
参加資格が与えられる。
 
2) レース結果(チーム戦)
チームメンバー:北田雄夫(32)、宮崎桂護(56)、吉澤宏和(48)
順位  :2位(チーム戦)
距離  :176.1km
 

3) The Last Desert レース日記
世界最南端の町、ウシュアイア。
ここから船で 2 日半をかけて
レース舞台である南極ヘと向かった。
レース当日朝 5 時半。
競技説明を受けて朝食を済ませた後、
小型ボートに乗り込み、1 ステージが行われる
キングジョージ島に向かう。
そこは南極の端にある島ということもあってか、
天候が良く気温 0℃ほどだった。
上陸をして興奮していたのもつかの間、
1 ステージがスタート。
号砲と共に全ての選手が勢いよくとびだしていった。

この南極レースでは
ステージ毎のゴール距離が決まっておらず、
時間内に走った距離を競うこととなる。
レース途中で天候が悪化すれば、
その日のレースはそこで終了。
悪天候の日はレースが行われない。
だから前半からとばしていくべきだと思い、
僕は懸命に走り出していく。
だがそうそう上手くはいかなかった。
降り積もった雪の上を走ると、
足が膝上まで埋もれる。
とても走れる状況じゃない。
そこでトップ選手たちの足跡に
付いていくことにした。

だがそれでも雪は深くやわらかく、
足をとられ続けながら進むこととなった。

1 時間が過ぎ、ようやくペースが落ち着いてきた。
だがコースは登り下りばかりで
平らな場所はほとんど無い。

まるで雪山登山をしているようだった。
そして午後になってくると
強い日差しで雪が溶けだし、
より走り辛い路面となっていった。

そうしてスタートから13 時間が経ち、
1 ステージの終わりが告げられた。
くたくたに疲れた体を乗せ、
船は次 のレース地点まで進んでいった。

2 日目以降も天候は良く、
2ステージ 8時間、3ステージ9 時間と
レースは進んでいった。

だが思いとは裏腹に、
チームでは足の痙攣や
激しい下痢などが起こり、
本来の力を発揮できずまま
日々が過ぎていった。

そして最終 6 ステージまで
苦戦をしいられながらゴールとなった。

悔しい。自分の至らなさが悔しい。
レース中も、レースに向かう準備の間にも、
もっとやれることがあったんじゃないかと思う。

ですが、おかげさまで
たくさんの課題を見つけることができ、
チーム戦 2 位でゴールをすることもできました!

この経験を今後に活かして、
更にチャレンジをしていきたいと思います。
応援いただきありがとうございました!
 
4) サングラス/ゴーグルについて

南極における紫外線量は極めて多く、
サングラス側面の隙間から入る光だけで
目を痛めるほどであります。

そこで側面の隙間をふさぐカバーを施した
特注サングラスを使用させていただきました。

強い日差しが降り注ぐ中、
6 日間のレースが行われましたが、
デユークさんのサングラスを付けることで
最後まで目を守り続けることができました。

また高さを調整して
空気が通る隙間をあけてもらったことにより、
長時間走っていても汗をかかずに
レースを行うことができました。

ただサングラスの幅が少し合っていなかったため、
サングラスをかける耳の上が少し痛くなりました。

SPOONゴーグルも使用させていただきましたが、
大きなレンズは視界が広く、
雪の中でも問題なく走ることができました。
ピンク色のレンズは雪の凹凸を見分けることもでき、
特に違和感なく走ることができました。
またゴーグルのサイズが大きかったことで
顔の寒さ対策になり、
鼻や頬の日焼け対策にもなりました。
他選手は「レンズが曇って前が見えなくなった!」
と言っていましたが、
SPOON ゴーグルは一切曇ることなく、
レースに集中をすることができました。

来年は北極圏のマラソンに参加予定でありますが、
次もまた使用させていただきたいと思います。

北田さんありがとうございました。
極限の厳しい環境の中でも
最高のパフォーマンスを発揮する
エルバランスアイズ。

そして今年

Ice Ultra  2017年2月24~28日 舞台は厳冬期の北極圏、
スウェーデン北部。
気温マイナス30度にもなる中、
極地用ウェ アやスノーシューを装備して
5日間230km を走ります。
計27名の選手が参加予定であり、
日本人では初挑戦となります。
http://www.beyondtheultimate.co.uk/ice-ultra.asp

The Ultra Africa Race 
2017年12月 舞台は西アフリカ、ブルキナファソ。
広大なアフリカの大地で、
5日間217kmを走り ます。

http://www.canalaventure.com/en/ultra-africa-race





北田さんは2016年までに

5大陸を完走しており、


この上記2大会をもって、


『日本人初の

世界七大陸走破』


を達成する予定です。


http://www.de3.jp


 


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