2016年7月

2016年7月19日 (火)

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健康サポートプロジェクトです。

七月の三連休明けで身体の調子は
いかがですか?
梅雨も明け、本格的な夏の到来です。
そこで今、まさに気を付けたいのが
熱中症です。

軽度のものから重度のものまであります。
しっかり対策して自分の身体も
家族の身体も守りたいものです。


そもそもどんな人が熱中症になりやすいか。
それは若い男性でスポーツをしている時、
中壮年の男性で屋外労働などの時、
あとはご年配の男女となっています。


これから夏休みの季節ですので
クラブ活動をしているお子さんを
お持ちの方は特に注意が必要ですね。

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では、何に気を付ければ良いのか。
今日は補給に関してのみ書きますが、
基本的には水分の補給です。
日常においてはお水でじゅうぶんです。
お茶でも炭酸水でもいいですね。

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紅茶やコーヒー、玉露などは
カフェインを多く含むので
水分補給の観点からは向いていないと思います。


スポーツをしている方は大量に汗をかくので
塩分補給も少し注意が必要です。
ドリンクで摂取するなら割合としては
『1Lのお水にに1~2gの塩を入れたもの』
が適当だそうです。


一般のスポーツドリンクは
糖分が大量に入っていて
個人的にはあまりオススメしません。

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別の考え方でいくとお水で水分補給をして
お弁当に梅干しを入れておくでも
じゅうぶんな塩分補給になります。
お味噌汁も良いですね。といった感じです。


詳しく知りたい方は下記ご参照ください。
今年の夏も健康に過ごしましょう。


☆☆☆参考 熱中症ガイドライン・日本救急医学会2015年 http://www.jaam.jp/html/info/2015/pdf/info-20150413.pdf
以下、熱中症ガイドラインからの一部抜粋です。 詳しくは http://www.jaam.jp/html/info/2015/pdf/info-20150413.pdf をご覧いただけば幸いです。
CQ1:本邦における熱中症の 発生頻度はどのくらいか 平成 25 年(2013 年)6 月 ~9 月の夏季 4 か月 間に医療機関を受診し、熱中症関連の診断を受けた 症例は、診療報酬明細 (いわゆるレセプト)ベース で、407,948 人でした。
CQ1:どのような人が 熱中症にかかりやすいか? 疫 学 A:気温は環境要因の危険因子として重要である (1C)。若年男性のスポーツ、中壮年男性の労働に よる労作性熱中症は屋外での発症頻度が高く重症例 は少ない(1C)。高齢者では男女ともに日常生活の なかで起こる非労作性熱中症の発症頻度が高い (1C)。屋内で発症する非労作性熱中症では、高齢、 独居、日常生活動作の低下、精神疾患や心疾患など の基礎疾患を有することが熱中症関連死に対する独 立危険因子である(1C)。
CQ3:熱中症の発生に関係する 気象条件にはどのような ものがあるか 疫 学 A:熱中症の発生には気温・湿度・風速・日射輻射 が関係し、熱中症リスク指標として「暑さ指数 (WBGT)」が推奨される(1C)。梅雨明け前後の暑 さのピークで、熱中症の発生リスクが最も高く、重 症率も高い(1C)。また、暑くなる前は、真夏より も低い温度で熱中症が発生する(1C)。

CQ5:熱中症の予防・治療には 何を飲めばよいか
治療 A5:塩分と水分の両者を適切に含んだもの (0.1~0.2% の食塩水)が推奨される(1C)。 現実的には市販の経口補水液が望ましい。 0.1から0.2%程度の食塩水、つまり1Lの水に1から2gの食塩
推奨されている飲水量は 高齢者を含む学童から成 人が500 ~ 1,000mL /日 幼児が300 ~ 600mL /日 乳児が体重1kg当たり30 ~ 50mL /日 を目安としている。