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2020年10月 6日 (火)

■ 話すだけで楽になれることがある

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健康運動コンサル
天井亮介です。


シニア世代の運動指導も
たくさんおこなっていますが
高齢社会において独居の環境に
いらっしゃる方が少なくありません。


先日担当したシニアのクライアント。
もうすでに6~7年くらい継続して
担当させ戴いてます。


その日はスタジオに来館され時から
不安顔。
よくよく聞いてみると、
身体のいくつかの部分に不調があり
大病を疑って心配しているとのこと。


もともと心配性で慎重な方ですので
きっと現在の不調に対して
普段と違う何かを、感じられたのでしょう。


私はいつもの調子で
不調の主訴、
不調の開始時期、
不調開始から現状の変化などを
ゆっくりヒアリングし
可能性をいろいろ探っていきます。


私は医師ではないので
もちろん診断めいたことを

行ったり指示を出したりはしません。
ただゆっくりお話を伺う事だけでも
非常に重要な役割なので、
そこに努めました。



ただ様々な状況から、そのクライアントの
身体の状況は深刻なものではなさそうでした。
※経過を診て、異変が続くようならすぐに
医療機関を受診するようにお話しています。


しかしクライアントはその日のセッションが
終わるころには、すっかり表情が晴れ
『やっぱり大丈夫や!』と言って
お帰りになられました。


医療的な部分でいうと
僕自身はクライアントに適切に
受診するように
促すことがあります。
自分自身がタッチできない

部分だからです。
むやみやたらにすぐ受診することは
個人的には良いとは思ってませんが。



今回の件で重要なのは、
不安があった時、
医者にかかる前に、
自分の身体について相談できる

第三者がいるかどうか。
今回のクライアントの様に
たった数十分お話を
伺うだけで、
不安が解消され、ストレスが軽減でき

冷静にご自分の身体に
向き合うことができる例も
あります。




日々の体調管理や非常事態にも
信頼できるトレーナーの役割の必要性を
感じる出来事でした。




【あなたには”かかりつけのトレーナー”が
いらっしゃいますか?】




本日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました。






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