標高3,067mの霊峰「御嶽山」をはじめ、木曽の山々に囲まれながら流れる清流、木曽川。
美しく清らかで、豪快かつ、おおらかな川である。
そんな木曽川の水や山間部でつくられた地酒、七笑(木曽福島:七笑酒造)。
「七笑(ななわらい)」の名前の由来は、七笑という地名なのだとか。
武士の始祖とも言われる豪傑な木曽義仲(きそよしなか)。
源平合戦では見事に勝利をあげ天皇から征夷大将軍を拝した有名な人物。
その義仲が幼少の時に、木曽駒の山奥で自然児として過ごした美しい場所が七笑の地なのだそう。
七笑酒造で造る七笑は、義仲の原点ともなった場所のように、美しく清らかで、豪快でおおらかな日本酒の味を守り続けているそうだ。
木曽川と並走しながら木曽谷を駆け抜けた思い出と、出会った方々へ感謝しながら七笑をいただく夜。
すうぅぅーっと溶けてくような甘さと香りの一口目。
一生忘れることは無いだろう。
〝呑んで酔わないなんて、酒に失礼だ。酒の神様、木曽義仲様の罰が当たる。〟
今宵は 木曽川の様に、美しく清らかに、豪快に七笑をいただこう。