ひょっとして、手術と生理の日が重なるのか?
今朝あたりからお腹がシューッと引っこんできました。
細くなった腹部を鏡ごしに見ながら、
「35㎝の筋腫が入っているとは思えない…」とつぶやいてみました。
しかし、なんて体は賢いのでしょう。
もう1回だけ最後の生理を経験させてくれるのか?
お腹を引っ込めて手術で体に負担をかけないようにしてくれているのか?
来週1つ表に立つお仕事があるので、見た目をスッキリさせてくれているのか?
なんだか愛おしいのと有難いのと。
さて、夏からぎっしり詰まっていた仕事も少し落ち着いてきて、あと4日後に迫ってきた手術に関する書類にようやく目を通し始めました。
手術が決まってから、ずっと怖かったですが、あまり考える暇がなかったことは救いだっかも知れません。
手術は全身麻酔。
全身麻酔を受けた方の体験談で何件も「術後の吐き気が地獄…」と聞きました。
そりゃ…嘔吐自体もしんどいのに、腹圧がかかりますから、腹筋を切ったらもう地獄だろうと思います。
自分がどんな麻酔を打つのかは担当の医師からまだ説明を受けておりませんが、先日お友達と会い、術後の吐き気がだいぶんマシという麻酔の種類の情報も得られましたので、手術前に医師に質問してみようと思います。
手術するのですから、体に「痛み」という刺激があるには違いありません。
これは辛いことが起こるのではなく、頑張れる経験を得たと捉えたいです。
2007年6月ローマへ勉強に行った時の写真
そういえば、ローマに行ったときにこんな言葉を知りました。
ローマ皇帝であったマルクス・アウレリウスの名言です。
「痛いと思う気持ちを否定すれば痛み自体も無くなる」
アウレリウスは、心と体という別々のものが調和していると考えていた人です。
私は心身一如。「心と体は一つ」という考え方をしていたので、マルクス・アウレリウスの精神と体は別々という考えが目からウロコでした。
この言葉は、体に何らかの不快や痛みがあるからといって、それを心にまで反映させてはならないということなのだそう。
なるほど!
体は痛いけど、心は痛くない。
天は乗り越えられない試練は与えない。
これは私が頑張れる機会なのです。
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