2021.12.11『天外者』公開1周年特別上映
全国304館+台湾1館の劇場で1日だけ。
お仕事終わりで
もちろん!鑑賞してまいりました。
今〝青天を衝け〟で、渋沢栄一さんの名前が有名になっていますが、
東の渋沢栄一(幕府側)、西の五代友厚(薩摩藩)と言われるくらい、五代友厚さんも日本の資本主義の礎をつくり、未来を切り開いた方です。
↑深谷駅前の渋沢栄一さん。
↑大阪証券取引所前の五代友厚さん
大阪には、五代友厚さんの墓所や足跡が残っているにも関わらず、
『天外者』が上映されるまで五代さんについて知らなかったのが恥ずかしく…
上映されてから五代さんをはじめ、
当時の近代歴史背景について少し学び、多くの気付きを得させていただいていました。
上映から1年。
もう一度鑑賞すると、さらに五代友厚という人物像について腑に落ちることが増えました。
また、最近『燃えよ剣』を鑑賞していたのも重なり、
同じころ日本は大混乱と大きな変化の渦中だったんだなと改めて思いました。
色んな不満や不安・悩みなんて、あの混乱期に生きた人たちに比べたら…たいしたことでは無いと背中を押されます。
三浦春馬さんの演技は、当時の五代友厚さんは〝きっとこんな風だったんだな〟と思わせる迫真の演技。
映画後半、嗚咽している鑑賞者や、幕が下りてからの拍手喝采は、彼には多くのファンがいたんだなと思わせます。
感動いたしました。
五代さんの生き方や考え方は、自分にはとうてい真似できず無理ですが、とても素晴らしい人だったのだなと理解できます。
少しでもいいから、1歩でもいいから、近づきたい。
そして、まるで五代さんに憑依したように演じた三浦春馬君は、本当に素晴らしい俳優でした。
(時代背景がわからないとストーリーを理解するのがキツイですが)
本当に良い作品だなと思いました。
今、生活ができるのも、商いができるのも、先達のおかげさま。
五代友厚さん、先を生きてくださいまして、ありがとうございました。
三浦春馬君、素晴らしい演技をありがとうございました。
『地位か名誉か金か、いや、大切なのは目的だ』
●上に立つ者の心得:
一、愚説愚論だろうと、きちんと最後まで聞いてあげること。
二、自分より地位の低いものが自分と同じ意見なら、その人の意見として採用すること。手柄は部下に譲ること。
三、頭にきても怒気怒声を発しないこと。
四、事務上の決断は部下の話が煮詰まってからすること。
五、自分が嫌がっている人にも積極的に交際を広めること。
↑ 無理…