皆既月食+天王星食の日。
昔は月食を「何か良からぬことが起こる兆し」としていました。
442年前の「皆既月食+天王星食」は本能寺の変の2年前。
織田信長は赤い月を「良からぬ兆し」見たのでしょうか。
それとも見なかったのでしょうか。
私にとっては、もちろん良からぬことは起こらないでほしいなぁ。
今となれば、月食も科学として解き明かされているので
一生に一度の一期一会の素晴らしい機会ととらえる方が良いですね。
さて、皆既月食とは、月が地球の影に徐々に覆われていき、太陽と地球と月が一直線に並び、月全体が地球の影に完全に覆われる現象のことです。
太陽光の一部の赤い光で月が照らされ、赤黒く見えるのも特徴です。
またこの日は、天王星が月の後ろに入る天王星食も同時に起こるという、
なんとも一期一会過ぎるluckyな日でしたよ。
・
・
・
私は怪奇食欲…ここ最近は体のことを心配して控えていたスイーツ。
エスプレッソとともに。
仕事帰りにカフェに入って空を見上げると
一期一会の天体ショーの幕が上がりました。
少しずつ欠けていく月の神秘的さに
思わず外に飛び出しスマホを構えました。
同じようにスマホを構えて月の様子を撮影する人が沢山いらっしゃいました。
中には親子で鑑賞している人も。
みんな各々に一期一会の天体ショーを楽しんでいました。
・
・
・
今日聴いたオーディブルの書籍に
偶然にも皆既月食の話が出てきました。
今夜は皆既月食の日というナイスなタイミングで、
必然的に見えない力に聴かされている様でした。
聴いたことを要約すると…
いつも花より団子のパートナーが
「皆既月食一緒に見よう」というのでベランダで見たという話。
鑑賞の後パートナーが泣いていたから不思議に思っていたけど、
そのパートナーは2年後に亡くなった…。
一緒に皆既月食を見たのは一期一会になったと。
かけがえのない思い出になり、
面倒くさがらず一緒に見ておいてよかったと。
(運を良くするたったひとつの正しい方法:精神科Tomy )
422年ぶりの皆既月食+天王星食の日に
耳に飛び込んできた一説は
まるで「今を大切にせよ!大切な人を大切にしてね。」
と呼びかけているような気がしました。
永遠の命などどこにもありませんから、
どの日もどの時も、かけがえのない瞬間なのです。
20歳の1日は、もう戻ってくることないし、
52歳の「今」も、その時だけなのです。
時間は有限。
だからこそ、無駄なことに時間は使っていられないのです。
有意義な時間を過ごしましょう。
・
・
・
スマホを構えてみたものの、
あまりうまく撮れなくて
「今」がスマホと格闘して終わっちゃうのはもったいない!
だから本物の目と心に焼き付けることに。
一期一会は、
一生に一度だけの機会。
生涯に一度限りであること。
そんな一期一会の天体ショーの時間を
みなさんはどのように過ごしましたか?
私は空を見上げ夫と9㎞ウォーキング。
まるで宇宙の中を歩いているようでした。
つづきはこちら⑩へ