※リアルタイムのログではありません。数日前の記録となります。
人生の門出である結婚式出席のためお江戸入りしていました。
不要不急ではなく、わたしにとっては必要で大切な移動であります。
戦争や死を畏れ(おそれ)、家族を思いあう静かなる場…靖国神社。
参拝してきました。
早朝6時開門の瞬間。
ここには、大東亜戦争で戦死した父方の祖父や兄弟、母方の祖父の魂がいます。
映画・永遠の0のストーリーでもあったように、
終戦後は、残された子供は親戚の人やその他の人に育てられることもありました。
今ではあまり考えられないことかもしれませんが、
あの頃は、残った子供を他の人が育てる…という、
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の精神があふれていたような気がします。
〔仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌とは:里見八犬伝の中にも出てくる言葉〕
仁:思いやり、慈しみの心
儀:道理、道徳にかなうこと
礼:守るべき作法、敬うこと
智:物事を正しく判断する力
忠:真心、君主に仕える道
信:あざむかないこと、誠実
孝:父母によく仕えること
悌:兄弟の仲がいいこと
母も親戚に育てられたので、わたしには祖父が3人います。
祖父たちが戦死し、母を育ててくれた育ての祖母や祖父がいたから
おかげさまで、わたしへと命がつながりました。
20代前を辿ると誰でも100万人のご先祖様が応援してくださっているそうです。
先祖へのありがとうと言うこころは大切にしたいです。
2020年は終戦してから75年であることと、
去年1年近代史を追求し戦争を辿ってみたこと、
故郷の護国神社へ行くことはあっても、いつか靖国神社で手を合わせてみたかったこと…
そんなことが重なり、年が明けてから直ぐに靖国神社の永久崇敬奉賛会員になりました。
崇敬奉賛会員になったというと、
右左とか、「え!そこまで…」と敬遠されたり驚かれることもありましたが、
自分で決めたことなので、人の意見や世論に振り回される事はありません。
ただただ平和を祈り家族を思う気持ちでの行動。
お墓参りをする感覚です。
今回、結婚式参列で東京に行く機会を利用させていただき、
滞在中毎日手を合わせさせていただけたことは
とてもありがたいこと。
手を合わせ目を閉じるとフーッと優しい風が吹いて、
祖父たちがよく来たな!って喜んでくれている様でした。
なんだかわからないですが、涙が溢れました。
昇殿参拝は、国のために尽くしてくださった方にただただ感謝の気持ちしか出てきませんでした。
コロナウィルス対策もしっかりされていましたよ。
零式艦上戦闘機
ロケット特攻機桜花
戦争のご遺品や歴史を展示した遊就館は1日では回り切れず、
じっくり勉強して出直すことに。
戦争に関わった方やオリンピックで活躍した方たちの遺品も興味深いものでした。
次回の予習のために購入。
喫茶〝結〟では、海軍カレーを。当時のレシピで作られているそう。
薄味でしたが、あっさりして美味しかったです。
喫茶〝結〟では、海軍カレーをいただきました。
アルコールスプレーも準備され、席は1つおき。
マスクを入れる袋までくださった…感染予防対策ばっちりです。
コロナ禍により行動が制限され、回れないところや利用できないものもありましたが、
色んな意味を含めて、早く誰も安心して手を合わせられるようになったらいいなと思います。
早朝、九段下の坂道や武道館がある北の丸公園を走ったのも、
とてもコロナ禍だとは思えないくらい爽やかな朝でよき時間でした。
♬九段下の駅へ向かう人の波
♬僕は一人 涙をうかべて
♬千鳥ヶ淵 月の水面 振り向けば
♬澄んだ空に光る玉ねぎ
爆風スランプの〝大きな玉ねぎの下で〟をうたってしまいましたわ。
アティックルーム靖国外苑で、ピクチャーラテを…。
靖国さんのお庭を見ながら一息。
私以外誰もいませんでした。
もうすぐ終戦記念日なので、コロナ禍と言えど、ちょっと混む感じになってくるんですかね。
靖国の桜の標本木。