■[私が見つけた日本製]:三浦春馬さんから教えていただいた 兵庫 ・塩の国

[私が見つけた日本製]:兵庫 ・塩の国

●塩の国で作った播州赤穂の塩
 
亡くなった方に対して、何故なの?どうしてなの?と心理や原因を探るのではなく、
生前その方から何を学んだのかを考えていくことが大切だと個人的に思っている。

この私が見つけた日本製は…、私が見つけたのではなく、
三浦春馬さんに教えていただいた素敵な日本の良いところ「塩の国」

彼からは、日本の良いところや伝統を知ろう!見よう!歴史を知ろう!と背中を押された。

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塩の国は、コロナ禍で自粛中の時三浦春馬さんの〝日本製〟を読み、
行こうと思った場所の1つである。

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生命に直結する大切な働きをする塩。

塩の国では、日本人が貴重な塩をどうやって作ってきたのかを学べ、
昔から作っていた製法で塩づくりが体験できる。

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この日のために少し塩について勉強してみたら、
海水から塩を作っているのは日本だけで、海外は岩塩から塩を作っている。
日本独自の…と知るだけで、まず日本製の塩は特別なんだと胸を張れる。

海水から塩を作るのは海に囲まれた日本ならではの製法であるが、
考えてみたら海水の塩分濃度はわずか3%にすぎないので、
仮に1ℓの海水を沸騰させても約30gの塩しか手に入らない。

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そこで知恵を絞って18%まで高めた濃い塩水=鹹水(かんすい:からいみずのこと)を作り、
最終的に煮詰めて塩にしていく…。
(簡単に書いているが、塩は先人たちの時間と労力の結晶である。)
日本の塩は知恵と工夫と手間がかけられているのだ。


特に、赤穂・岡山・広島・山口・四国は、瀬戸内海があり、
カラっとした風が吹く塩田にふさわしい土地や気候であり塩づくりが発達したが、
日本では1971年に塩田が廃止されてしまったので、
塩の国の様に復元された施設が残るのみ。
とても貴重である。


そして、普段何気に食している塩も、手間暇かけて作られたかと思うと、
塩1粒1粒に愛を感じてならない。

ちなみに、江戸時代に赤穂藩が塩田開発を推奨したこともあり、
塩の一大産地として知られるようになった。

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塩田を推奨したのは忠臣蔵で有名な浅野内匠頭長矩の祖父に当たる浅野長直。
忠臣蔵のことをあまり知らないので、忠臣蔵の映画を観るという課題はお土産に。

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他には、自分で作った塩と〝にがり〟の入った粗塩をお土産にいただき、

赤穂の塩を買って帰路につく。

本当に、良い体験をした。
春馬さん、あなたから学びました。心からありがとう!


▼塩の国: http://www.ako-kaiyo.jp/