旧中山道を走る旅。
今回は、2泊3日を利用し60㎞程度走る。
1日目は、武並から十三峠を越えて中津川宿まで。
本記事は中津川での栗きんとん巡りを記録する。
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恵那から中津川の旧中山道を歩くと、寂しい道にひときわにぎわうお店がポツンポツンとある。
店前には、名古屋ナンバーの車も停まり、入り口から外にかけて長蛇の列。
中津川に入ってくると、和菓子店のショッピングバックをいくつも下げた人が楽しそうに歩く…
今年も栗きんとんの季節がやってきた。
中津川は和菓子屋さんが多いのだが、9月から栗の季節になると一斉に栗きんとんを作り始めるので、栗きんとん巡りができるというわけだ。
中津川は栗きんとん発祥の地。
(写真は駅前にある石碑)
中津川周辺の人々は、秋になると山栗収穫し、栗をゆでたり焼いたりして食べたりしていた。
やがて砂糖が一般の家庭でも使えるようになると、蒸した栗をすり鉢でつぶし、砂糖を混ぜて餅やごはんなどにかけて食べたよう。
それを、茶巾で絞ったものが栗きんとんの始まり。
お店によって、栗のすりつぶし加減や砂糖の量などによって味や食感が微妙に違うのだ。→中津川出身の方に教えていただいた。
旧中山道を走る旅も、ちょうど栗きんとんが旬な季節に中津川を通過するので、栗きんとん巡りをしようと決めた。
(本来の予定は、栗きんとん巡りと、レンタサイクルを借りて苗木城へ登るつもりだったが、苗木城までの橋のところに熊出没情報があり、城めぐりは次までの持ち越し課題となった。)
駅前のにぎわい館には、名店の栗きんとんが詰まった〝栗きんとん巡り〟という箱モノが販売されているが、人気であり、私が行ったころには〝本日完売〟だった。
バラでも売ってくれるので、色々買ってみる。新杵堂、七福、美濃屋、新玄堂、しん…。1つ248円ほど。
そして、直接お店で栗きんとんの二大巨匠と言われる、『すや』と『川上屋』の行列に参加…。
どれも、とっても美味しいが、私の好みは栗の食感が残る『七福』の栗きんとん。それから新杵堂のも栗の風味が強くて好きだ。
ほかにも栗きんとんソフトクリームを食べたが、写真を撮る前に口をつけてしまうぐらいお腹が空いていたので写真はなし。これは400円。
食べそびれたが、地元の方の情報によれば、栗きんとんよりも栗小餅が絶品だとか。
秋の季節、栗きんとん巡りをしながら中津川の地歌舞伎や苗木城に触れるのもよいなーと思ったので、またの機会にぜひに来ようと思う。
中津川は将来リニア新幹線が地下に通り、まだまだ変わって賑わっていくんだろうなぁ…という希望と、このままの中津川でいて…という思いを混沌とさせながら、中津川を栗きんとんを楽しんだ。
今年は熊が、ブナ・コナラ・ミズナラなどの木の実が不作で、山中はもちろん、里の方まで活動範囲が広がっています。
とくに、秋と春は熊が活動する時期なので、山に入るときは十分に気を付けて準備と対策をしておきましょう。
私も、春・秋の期間は行程の計画を考え直します。
特に山を楽しむ方や、里山近くで畑仕事をする方は、
10月6日に書いたBLOG記事をよろしければ、読んでみてください→☆☆☆
▼全国各地でクマ出没情報と事故が多発しています。
新潟県では、10月12日「クマ出没特別警報」を初めて出しました。県民に厳重な警戒を呼びかけています。
▼岐阜県に生息するツキノワグマについて→ https://www.pref.gifu.lg.jp/page/4964.html
▼熊出没情報BLOGリンク→ http://sukeroku.blog55.fc2.com/archives.html
●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。