■走る旅:大阪・高麗橋からお江戸日本橋 旧中山道編 Special Thanks

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大阪・高麗橋からお江戸日本橋 旧中山道編
Special Thanks
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2021.11.某日 お江戸日本橋にたどりつきました。

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2020年6月。
緊急事態宣言解除後1人で走りながら旅を始めました。
感染拡大予防を意識して、緊急事態宣言期間中は旅をしない。
まん延防止の期間でも感染者が多い時は旅をしない事を前提に。
社会の様子を見ながら本日まで少しずつ前進して参りました。

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橋の親柱に書かれた「日本橋」は、第15代将軍 徳川慶喜の筆跡。獅子が持っているのは東京都の都章。

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道路元標は、第61代首相 佐藤栄作の筆跡。

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経路は、大阪・高麗橋からスタートし、京街道で髭茶屋追分へ。
そして京都三条大橋に戻って再び髭茶屋追分経由で東海道で草津宿へ。
東海道と中山道の分岐から中山道へ…そして旧中山道を踏みながらお江戸日本橋までです。
高麗橋から日本橋までは、おおよそ約600㎞程度(京都三条〜日本橋は540km)で到着できます。
しかし、STOP&GOの繰り返しだったので期間は1年半。

電車利用は混雑時を避けたことや、物見癖と好奇心旺盛のため、日数は約23日かかり、距離は約800㎞にも及びました。

終着点である日本橋を見上げたその足で、靖国神社まで走り、祖父と英霊の皆様に「走ってここまできたよ」と報告をさせていただきました。

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秋の靖国さんも素敵です。
ここは空気が違う。

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手を合わせ、目を閉じると、長かった旅路が一瞬にして脳裏に次々映し出され、お世話になった方々の姿が映画のエンドロールの様に脳のスクリーンに流れました。
ふりかえれば、往時の宿場の情緒もだいぶん残っていたし、食文化や伝統工芸も残り、とっても魅力的な旅でした。

私が故郷に帰りたくなる理由の1つは、懐かしい風景や変わらぬ味、そして馴染みの人がいるからなのですが、まさに故郷を思い出すような、また懐かしさに会いに訪れたくなるような街道だと思います。
そして、沢山の方のお蔭様に感謝です。


lovelyお世話になったみなさん]‥‥‥‥‥‥

●美江寺宿: 地元のランナーの方に素敵なスポットをご案内いただきました。
●うとう峠: 大きなイノシシが出たので女性1人では危ないからと、地元の方が一緒に峠を越えてくださいました。
●中津川:旅先に滞在し資金稼ぎをしながら日本中をバイクで旅する女性と語り合い、私の人生観が変わりました。
●中津川 二合半: 福島宿にお住まいの方に熊情報と出没した時の対処法を教えていただきました。
●南木曽&三留野: Tご夫妻をはじめ、地元の皆さまが大歓迎してくださり、書ききれないくらいお世話になりました。またお礼に参ります。
●野尻宿: 無人駅で帰りの電車が何時間も来ないというハプニングがありましたが、寒いからと座敷を提供してくださった〝カフェ刀〟のご夫婦さん。
●上松宿から木曽福島宿間: 善光寺をめざしているという紳士と出会い、街道談話に花が咲き木曽福島まで楽しい旅となりました。
●木曽福島むらちや: 女将さんに「あなたの感性で、中山道を走ることは、あなたにしかできないことだから、がんばってね!」とエールをいただきました。この言葉にはすごく背中を押されました。
●中山道 難所の峠: 旅の数日前に熊出没情報があった中山道屈指の難所の峠をご一緒してくださったNさん。現地情報や地図もご提供いただき、中山道の旅がとても楽しい旅となりました。
この旅を通し街道仲間ができ嬉しいです….m(._.)m
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たった1人で始めた旅。
旅が進んでいくたびに、ドラクエのRPGの様に、手をさしのべてくださる方や仲間が増えていきました。
お遍路では一人旅でも、いつも弘法大師がそばにいて、その守りを受けているとされることを「同行二人」と言うそうです。

まさに、中山道の旅も「同行多くの人達」のお力添えがあってできた旅だと感謝いたします。
関わってくださった皆さま、
応援してくださった皆さま、
そして協力してくれた家族、
ありがとうございました。

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友達がつくってくれた表彰状。とても嬉しいです。

歳のせいなのか、旅でだいぶん満たされたのか、
「次は…」「もっともっと」という飢餓感が不思議と湧かない。

少し一服して、自分に合った新しいチャレンジが見つかったら、また旅を始めます。
とりいそぎ…みなさまに感謝。
経験と自分の心身に感謝。

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