旧中山道を走る旅。
今回は、2泊3日を利用し60㎞程度走る。
1日目は、武並から十三峠を越えて中津川宿まで。
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私が旅に醍醐味を感じる1つは、地元の人との交流である。
これは、大勢ではなかなか味わうことができない。
1人だからこそなのである。
そんな旅人が集まる中津川の場。
中津川で一番古い古民家をリノベーションしたゲストハウス天満屋さん。
色々調べてみると…
自分たちの手で地域を起こそうと作った宿。
素敵だな…と思い、中津川へ行ったら天満屋さんに宿泊しようと決めていた。
宿泊する場はいろいろあるが、中山道を意識していうならば、旅籠(はたご)は一泊二食付き。
天満屋さんは木賃宿(きちんやど)である。
木賃宿とは、自炊する旅人専用の宿で、調理の薪代(今でいう燃料費)だけを払う仕組みの宿。
時代とともに減り、今はあまり見かけなくなったが、旅好きな自分はどこへ行ってもサウナか木賃宿のような場に宿泊することが多い。
個人的に特に木賃宿は大好きである。
(ちなみに天満屋さんはサイトなどを経由せずに直接予約をして3500円だった)
それは、自分のような旅人が集まって、あまり干渉しない程よい距離感で他愛のない話をしたり、自分の背景を語ったり…
同じような人がいないので世界観がワーッと広がるのである。
今回は私1人だけの宿泊と聞いていたが、昨日突然予約が入ってきたようで2人となった。
バイクで旅をする女性だ。
今は、コロナ対策で1組だけしか受け付けて無いそうで…
女性の棟にわたしだけ。
男性の棟に、バイクで旅してる女性だけ。
こんな素敵なお宿に、2人だけって…贅沢だけれど、これでいいのか?と思ってしまった。
コロナ過で色々大変だが、また中津川に来たら必ず天満屋さんにリピートしよう!
共有スペースで買ってきた五平餅を食べながら、旅人の情報交換が始まる。
お互いに世界が違いすぎて驚き合うけれど、知らなかったことを知れて、
それぞれ、自分の状況にずらしながら、やってみたいことや、行ってみたいことが増えるね!と盛り上がる。
夜は天満屋さんのオーナーオススメの居酒屋『二合半』で、カウンターにいたこの先の旅路に住む人とお話しさせていただき、地域の情報を知る。
今年は山から降りてくる熊が多くて、もうすでに30頭捕獲されてるから気をつけてと。
お酒の席だが、本当に気が引き締まった。
後から知るのだが、南木曽でお世話になった方々が声をそろえて『二合半へ行ったのか!やるなぁ!』と。
二合半は地元の人たちが知る名店なのであった。
どおりでお酒もマスターが作ったお料理も、マスターの奥さんの話も面白いはずだ。
たくさん食べたのに写真を撮り忘れる…。
1年前に英語表記のメニューを作ったのに、1回しか活躍してないとお店の奥さんが笑っていた。
ほんまに、コロナがどこかへ行ってほしい。
一人ぼっちの旅だからこそ人恋しくて、旅先での出会いがほんま楽しいしありがたく感じる。
そして、一人旅で出会う人が自分の宝になっていく…のは今までもこれからも間違いない。
中津川のみなさん、ありがとう。
今年は熊が、ブナ・コナラ・ミズナラなどの木の実が不作で、山中はもちろん、里の方まで活動範囲が広がっています。
とくに、秋と春は熊が活動する時期なので、山に入るときは十分に気を付けて準備と対策をしておきましょう。
私も、春・秋の期間は行程の計画を考え直します。
特に山を楽しむ方や、里山近くで畑仕事をする方は、
10月6日に書いたBLOG記事をよろしければ、読んでみてください→☆☆☆
▼全国各地でクマ出没情報と事故が多発しています。
新潟県では、10月12日「クマ出没特別警報」を初めて出しました。県民に厳重な警戒を呼びかけています。
▼岐阜県に生息するツキノワグマについて→ https://www.pref.gifu.lg.jp/page/4964.html
▼熊出没情報BLOGリンク→ http://sukeroku.blog55.fc2.com/archives.html
●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。