塩田丸男さん。
作家で評論家で…。
昔はよくTV番組でお見掛けしておりましたが、今もお元気にされているのでしょうか。
(ウィキで調べたら、現在97歳だそうです。)
2006年発行の書籍に、塩田丸男さんのエッセイが紹介されていました。
テーマは「私は走らない」。
なんとも興味深いテーマなので、じっくり読ませていただきました。
不倫ばかりじゃない。
非行に走った、汚職に走った、盗みに走った、
などと悪いことはみんな走ったことになるんだ。なぜなんだ。
うん、たしかにそうだな。
良いことをした場合には、善行に走ったとか、ボランティアに走ったとか、いわないものな。
…確かに!
悪いことには走りたくないものです。
原始人は狩りをしていて、1日に20㎞も歩いた…なんて説がありますが
農耕が始まり定住する様になってからは、
走って狩りをする様な生産行動はしなかったとか。走ることは、平常時の事ではなく非常時の行動だ…という意見もあり。
昔のことはわかりませんが、
「走る」が非常になら、「歩く」という行動は日常。
昔からなかったエレベーターやエスカレーター、自動車などは使わず
日常に「歩く」ことを意識し実践していくことは大切ですね。
しかし、非常時という時も突然やってきます。
電車が止まってしまった!
地震が起きた!
身の危険を感じた時、逃げる!
そんなときは、走れることも大切ではないかと思います。
塩田氏の「私は走らない」のエッセイは〝なるほど!面白い!〟と思いましたが、
非常時に走れると、結果良いことに繋がることもあるのではないかな。
私は歩くよりも走る方が楽なので走ってしまいますが、
(実際、走る方が楽で歩くほうが大変だという研究データもあります)
走れることと、歩けること。
両方できると良いなと思います。
歩くほうが大変、走るのは楽…の「境目のスピード」で歩くと運動効果があるそうで、
今日は「境目のスピード」で歩こうと思ったら、いつの間にか走っていました。
歩くこともできるようにしたいです。
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