■【忘却曲線】悲報!料理番組のレシピを忘れる!
料理の作り方が紹介されるテレビ番組。
3分クッキングは、1つの料理の作り方を紹介し、
作り方を覚えるのに、とても安心できる番組で…
最近の番組は、メインの食材1つに対し、
いくつものレシピが紹介されることが多くなりました。
いくつも紹介されるのは、インターネットの普及により
「番組で作ったレシピ」をホームページ上に残しておけるからだと思いますが、
WEB1.0世代の古い私は、ホームページで確認する…という行為を忘れ、
記憶をたどって作るという強行に出ます。
(WEB1.0世代とは:検索・受信・発信・共有というWEB2.0と言われる次世代サービス以前からWEBを使ってる人)
今日は、1月17日に某番組で紹介された白菜を使った料理を作りました。
ちなみにコーナーでは4種類紹介されていました。
たまたま家族もそのコーナーを観ていたこともあり、
つくっている過程を見ながら、
「…その料理、…2種類のレシピが混ざってない?」と言及…。
えっ!!!!ちがうかー!!!
恐ろしい…
つい数日前の記憶が混乱している(笑)
全く違う創作料理になっていることに気付きました。
白菜にカニカマとチーズ(&有塩バターと塩コショウ)で作る
「白菜とカニカマの和風リゾット」をつくりたかったのに、
カニカマはチキンに変わるわ、
米は豆乳で炊くわで、
目の前には、完全に違う出来上がりになる運命の料理がありました。
急いでコンソメをプラスしてホワイトソース風のリゾットに!(臨機応変という事に)
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話は転じて脳の話になります。
最も短い記憶はワーキングメモリー(短期記憶)で、
作業中だけ覚えている記憶です。
大切な記憶は繰り返し思い起こされることで大脳皮質で長期記憶になっていきます。
ちなみに中期記憶もあり、短期記憶から長期記憶につなぐのが中期記憶。
海馬で1時間から1ヵ月程度保存される記憶のことです。
私はどうも長期記憶にするまでに、
繰り返し学習することや思い出すことをしていませんでした。
一夜漬けした勉強も、翌日になると半分以上忘れてしまうと言います。
1度学習した情報も同じで、何回も繰り返し、脳に定着させていく必要がある様です。
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、
人が時間と共に忘却するかを数値化しました。
「エビングハウスの忘却曲線」によると、
●20分後には42%忘れる
●1時間後には56%忘れる
●9時間後には64%忘れる
●1日後には67%忘れる
●2日後には72%忘れる
●6日後には75%忘れる
●31日後には79%忘れる
だそうです。
私は72%以上忘れた時に料理を作りました。
作り方を忘れていて当たり前…。
忘却曲線を例にするならば、
なるべく早く繰り返しレシピを思い出したり、
その日のうちに料理を作ってみることが必要ですね。
・・・というか、72%以上忘れてもいい頃に、
「その料理、2種類のレシピが混ざってない?」と言及してきた家族は
凄い記憶力だな…。
さて、脳の健康のために。
レシピをホームページで見直すことから再スタートです。
【大阪・江坂/コンディショニングスタジオ ボディラックス】 →http://bodylux.jp/