■【特集】脳の活性に身体を動かすのは良い?
大阪ではたらく運動指導者、
健康サポートプロジェクトの坂田純子です
■坂田 純子(さかた じゅんこ)
健康サポートプロジェクト・クリェイティブプランナー。
体操や企画を制作・監修しています。
関西を中心に運動指導者として活動中。
ウォーキングや健康体操、
生活習慣病予防、
呼吸器系・循環器系に有用性のある有酸素運動指導の専門家。
(→メディア関係・企業様にはこう紹介していただいています。)
■脳と運動
人は古代、狩をしながら、また熱帯雨林を探しながら、1日20km歩いていたそうです。
そして、考えながら歩く(運動する)と言う能力を身につけていました。
しかし、便利で生活が豊かになった今日、教室や職場に7時間も座っていることがほとんどで、運動すると言うことと、考えることが切り離されるようになりました。
こうやって、考えながら歩かなくなった上、
栄養状態が良くなったことも重なり、肥満などの生活習慣病も蔓延しているのが現状です。
今一度、進化上の私たちの祖先が20kmを、考えながら歩いていたことを思い出し、
日常生活で動くことや活動することを考え直すことが必要なのかもしれません。
きっと、身体的な恩恵だけでなく、こころ(脳)への恩恵も受けること間違いありません。
たとえば、エアロビックダンスのような運動は、
先導者の動きを「見て→脳に伝え(判断)→筋肉に伝える」ので、
人間が考えながら歩いていた古代にタイムスリップする様な体験が出来ます。
ある海外の学校でこんな実験がありました。
学科の時間を減らして体育の授業にあて、
テスト成績がどうなるか実験すると言うもの。
結果は、ナント!!成績が下がること無く、
読解力が増し、テスト成績が上回ったそうです。
(そして、現代は体育の授業にダンスが取り入れられていて、子供の脳の発育にもいい影響を与えそうです。)
考えながら体を動かすことで、沢山の脳神経が活動し、
今まで眠っていた脳と筋肉のつながりが良くなり、作業能力が上がる!!
作業能力が上がれば、自然に気分も高揚し、もっともっと歩きたくなる!!。
(これを大脳生理学では報酬行動といいます。)
また歩きたくなれば、おのずと筋肉と骨は強くなり、が向上する。
そして、免疫やストレスから身を守り、病気にかかるリスクが下がる。
そして、気持ちがイキイキする。気持ちがイキイキすれば、行動力も増しますし、いいアイデアも湧いてきます。
いい循環ですね。
健康サポートプロジェクトは、
みなさんの「もっと動きたくなる!」お手伝いをいたします。