■【特集】古代の人類は1日20km歩いていたんだそうな。歩くことは脳と身体の健康法
大阪ではたらく運動指導者、
健康サポートプロジェクトの坂田純子です
■坂田 純子(さかた じゅんこ)
健康サポートプロジェクト・クリェイティブプランナー。
体操や企画を制作・監修しています。
関西を中心に運動指導者として活動中。
ウォーキングや健康体操、
生活習慣病予防、
呼吸器系・循環器系に有用性のある有酸素運動指導の専門家。
(→メディア関係・企業様にはこう紹介していただいています。)
「毎日、歩いていますか?」
古代の人類は1日20Km歩いていました。この事実は全世界の古人類学者が認めていることです。
豊かな熱帯雨林が少なくなれば、登って安心して食事が出来る木を探すため、大地を歩きながら次の熱帯雨林を探したようです。
こうやって、古代の人類の脳や身体は、とまってゆっくりくつろぎながらではなく、考え動きながら発達してきたようです。
しかし、現代社会は、エレベーターやエスカレーター、車や電車、飛行機など、文明が発達し、機械が動いてくれるシーンが多くなりました。電気屋さんに行けば、機会が勝手にお掃除してくれる掃除機が手に入り、自ら身体を動かすことが少なくなった様に感じます。
その上、恵まれた栄養環境で、コンビニに行けば24時間いつでも食べ物が手に入る時代。
食べ物を得るために大地を歩き・走りながら狩をしていたなんて嘘のよう。古代人が現代社会にタイムスリップでもしたら・・・きっと驚くでしょうね。
さて、果たして便利になった文明の発達や、恵まれた栄養環境は、脳や身体にとって良いことなのでしょうか?
まず、2本足で歩くとき、脳と足の間では複雑な電気信号のやり取りが行われています。
私達は無意識に動いていますが、1歩踏み出すごとに、バランスはどうか?足と床の接地面は安全か?斜面の傾きはどうなのか?など、脳と足の間では大量の情報が行き来しているのです。
さらに、足だけではなく、肩甲骨の動きや、手足のバランスを上手にとり、風の感じや空気の温度を肌で感じ、花や木のにおいを鼻で感じながら、脳と身体をフル活用させているのです。
古代の人間は、こうやって無意識に脳と身体を使って歩いていたのですね。
ここから、解ることは、
身体を動かさなくなる=脳も衰える
・・・と言うことではないでしょうか?
歩けば脳も活発に動く。脳と身体を動かすことは健康法の1セット。
歩けば、記憶力も増すでしょうし、物忘れも減るでしょうし、いいアイデアやひらめきがたくさん舞い降りてくるかもしれません。そうなると、自分に自信が持てます。
また動くことで体脂肪が燃え、筋力もつき、肉体的な自信も持てるでしょう。
歩くことに刺激され、脳も身体もきっとかわるはず!!
1日20Kmとは言いませんが・・・(笑)、
日常生活のどこかに「今よりもほんの少し歩く」を取り入れてみませんか?
脳と身体健康を・・・。
Let´walking☆