■走る旅:中山道〔69〕第14次 板鼻宿

※リアルタイムのログではなく、数日前のログです。

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人間一生 物見遊山…〟

これは江戸っ子の人生観を表す言葉。

生まれてきたのは、
この世を
あちこち寄り道しながら見物するためであり、
せいぜいあちこち見て、
見聞を広めて友だちを増やし、
死んでいけばいい…と考えておりました。
わたしはこの言葉が好きで、自分もそうしたいと思っております。

コロナの様子を見ながら、感染予防して〝うつさない・うつらない〟の心がけをしてこの旅を進めます。
今回は、念のために陰性証明も持参しました。


7月末に旅を進めた後、大阪は8月に緊急事態宣言が出ました。
解除後、再び2ヵ月ぶりで中山道を走らさせていただきました。
stop&goの繰り返しですが、おかげで…少しずつ旅を振り返ることや、次の旅の予習をすることができ、良き時間となっております。

●第22次 岩村田~第18次 軽井沢宿
●第17次 坂本宿~第13次 高崎宿
●第13次 高崎宿~籠原駅
●籠原駅~第8次熊谷宿を経て第7次鴻巣宿
までの、寄り道を含めたおおよそ147㎞の旅。

記事は、旅のレポートの一部です。


■この日のルート:

信越本線・横川駅~アプトの道~横川駅~第16次 松井田宿~第15次 安中宿~新島襄旧家~安中城址~第14次 板鼻宿~少林山 達磨寺~第13次 高崎宿(41㎞)

第14次 板鼻宿

安中宿からのつづきです。

安中宿から板橋宿へと3.5㎞向かう時、大きな大きな碓氷川を渡ります。
現在は、橋がかかっておりますが、江戸時代は架橋が禁止されていたため「徒歩渡し」をしたそう。

中山道の難所ともいわれ、増水時には足止めを食らったことから54軒の旅籠があったようです。

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碓氷川を渡ります。
ここを徒歩で渡ったかと思うと、大変です。

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●鷹巣神社

山の方へ登っていくと、鷹之巣山で、チョウゲンボウ(ハヤブサ)の繁殖地だったそうです。
今は環境が変わってしまったとか。

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●板鼻堰(いたはなぜき)

碓氷川から取水し、常に満水の水は江戸時代初期から宿場用水・農業用水・養鯉に使われてきました。

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●板鼻宿

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足踏みミシンを使ったテーブルが可愛い。


●本陣跡

今は公民館になり、皇女・和宮さまが宿泊された書院のみ移築保存しているそう。


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[板鼻宿]

●本陣:1
●脇本陣:1
●旅籠:54
●家数:312

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今回の旅では熊谷の先まで。まだまだ遠い…けれど、東京まであと少し。

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中山道をそれて、少林山達磨寺へ寄り道です。

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●少林山 達磨寺

寄り道の様子を別の記事でログしました。
「旅のみちすがら」をご覧ください。→★★★

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寄り道から中山道へと戻り、旧街道へ戻ります。

高崎と言えば「だるま」。
道沿いにだるまのオブジェやお店が並んでいました。
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●藤塚一里塚

江戸より28里目の一里塚です。

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*この区間の旅を終えて
歌川広重「木曽街道六拾九次」の浮世絵では、安中から板鼻にかけて、一面の深い雪の様子が描かれていることから、雪が積もる地域だったことがわかります。

また、江戸時代は、碓氷川を徒歩(かち)で渡っておりましたので、旅路を行くには かなり厳しい区間だったんだと思いました。

今は、川には橋が架かり、道が整備され、便利になったものです。
道路整備に感謝です。

【ウォーキングやランニングをする上での注意】

●高温多湿の梅雨や炎天下の夏の季節は、帽子をかぶったり、こまめな水分補給をしたりして、充分な熱中症対策を心がげましょう。
●冬場は防寒対策を行いましょう。
●中山道は思った以上にコンビニがありません。行動食を持っておきましょう。
●トイレは駅やコンビニがほとんどです。事前に場所をチェックしておきましょう。
●自販機はあるコースと峠越えなどは自販機が無いコースもあります。余分に水分を持参しておきましょう。
●お天気が急に変化しますので、レインウェアを持参しましょう。
●救急グッズを持っておきましょう。
●ローカル線は電子カードが使えないことが多いので、電車賃を準備しておきましょう。

 

【走る旅・アーカイブ】

記事更新中→走る旅: https://kenko-support.lekumo.biz/junkosakata/runtabi_nakasendou.html御