2024年6月7日のNHKラジオ第一放送にて
弊社所属、坂田純子が、
一般社団法人日本ウオーキング協会
推薦指導者として
NHKジャーナル(22:00~)のコーナーを
監修と出演させていただきました。
内容は「雨の日の歩き方」です。
以下の内容は、放送内容とは別に
「雨の日の歩き方」を
まとめましたので、働く皆様の
参考にしていただければ嬉しいです。
雨の日が続くと足元が悪くなります。
雨の日に歩いて、通勤で朝からスーツに
またはお気に入りの服に 泥跳ねして
その日一日、テンションが下がってしまう事もありませんか?
実は、泥跳ねは、地面のコンディションという要因に
歩き方の悪さが加わることで起こるものです。
雨の日の歩き方を答えはズバリ!
3つのポイントです。
雨の日の歩き方のポイント3つ
⑴歩幅…はいつもより小さくして歩きます。
⑵着地…足裏の中央辺りから静かに着地します。
⑶体の使い方…体を少し前傾させて足の裏を
柔らかく転がしながら歩きます。
ちょっといつもと違う特別な歩き方をします。
逆に泥跳ねをする歩き方はどんな歩き方か…というと
・ペタペタペンギン歩き
・足指を使わないで歩く
・内また
・ガニ股
こんな歩き方です。
雨の日に滑らない、泥跳ねしない歩き方は
普段からいい歩き方をしておくことが重要です。
いい歩き方とは
【着地と姿勢】この2つにポイントを当てますと
⑴姿勢
上半身を上に引き上げます。
おへそをたてに伸ばすイメージです。
そうすると、歩く時に足元が軽くなります。
⑵着地は、
着地には順番があって、
床に踵の中央から着地し
小指の付け根 に 動きが流れ
次に 親指の付け根に 動きが流れ
最後に親指が床から離れます。
イメージは、足の裏が卵だとすると
床を卵がゴロゴロ・・・と
転がるようにローリングする歩き方です。
この様な歩き方ができると
足をまっ直ぐ1歩踏み出すことができますから
ガニ股や内また、ペタペタ歩き、
引きずり歩きをしなくなります。
普段から、泥跳ねをする…こんなお悩みがありましたら
歩き方を見直してみるのがおススメです。
普段からいい歩き方をして
運動習慣を身につけておくと転倒予防にもなります。
・歩く事は片足バランスの連続
・動く時脳から神経を筋肉に伝達させるので、
神経伝達速度も速くなります。
滑った時に、さっと体勢を立て直せる力も
普段から体を動かしている人ならではです。
普段からいい歩き方をこころがげましょう。
滑りにくい対策
ポイントは2つ
1[路面か変わる時、注意する]
横断歩道など。
白線の上の塗料の上に、
水の膜が貼っていることがありますので
滑りやすくなります。
段差解消プレートや マンホールのふたの上、
鉄板の上、歩道橋の階段や、
バスから降りる時も。
外だけではなく 駅や建物の中、電車の中などもです。
歩いている路面がかわると、
滑る危険性があるかもしれない…
ということを知っておくとよいでしょう。
2[靴対策]
滑りにくい靴や泥跳ねしない靴
・靴底に凹凸があるシューズ。
・レイン対応シューズ。
・滑り止めがついているシューズや靴です。
滑りやすい靴
・底が平らな靴
*長年履き続けていて、靴底が減っている靴も要注意です。
靴を裏返して、どんな状態になっているか確認をしておきましょう。
*パンプスやハイヒール →着地面積の小さくて滑りやすいのと足のローリングが出来ず歩く時上から踏みつけやすい。泥跳ねもしやすい
*サイズの大きな靴→ パカパカして足を蹴り上げるので泥跳ねしやすい
雨の日の心構え
雨の日は、急いで滑ったり、歩いたりしないように
少し時間に余裕を持って行動することと
梅雨のウォーキングの楽しみ方
梅雨時期のウォーキングは雨だから楽しめない…ということもありません。
例えば、梅雨の時期に咲く紫陽花をみたり
カタツムリを見つけながら歩く事も出来ます。
また、おしゃれな傘やレインウェア―を
身につけられるのもこの時期です。
また、モールウォーキングや地下街ウォーキングもできます。
安全に、体にいい歩き方で、
梅雨ならではの楽しみを見つけながら歩いてみてください。