■[Column]食べてアンチエイジングレシピ:無限ピーマン
トレーナーの坂田です。
わたし、更年期真っただ中。
更年期は「適度に」楽しく食べて、
「適度に」楽しく身体を動かして、
楽々乗り越えたいもの。
※更年期とは:閉経をはさんだ前後5年の約10年間の時期を指します。
例えば、50歳で閉経したとしたら、更年期は45歳から55歳の約10年間になります。
食べないダイエットや極端な制限系の健康法は、せっかく「健康のために…」としていても、こころと身体のストレスになることもあります。
その上、必要な筋肉がやせてしまったり、骨粗しょう症へのリスクが高まったりすることもあります。
だからこそ、必要な栄養素を摂りながら、太らない食べ方、老化をゆるやかにする食べ方が大切になってきます。
そんな私が今ドはまりしているのが「ピーマン」です。
ピーマンは、レモン並みのビタミンC量で活性酸素制御や美肌効果もありアンチエイジングに最強なんですよ。
また熱に強いため、調理もしやすい食材です。
ピーマンが持つヘスペリジンという成分は、熱に強く、血管を丈夫にするので、高血圧や脳卒中などの予防に役立ちます。
また、ピラジンという香り成分が血栓を予防し、血液をサラサラにする効果があります。
また冷え対策にも期待が持てます。
女性ホルモンは、血管をしなやかにし、動脈硬化の予防をするのですが、閉経後は血管を守ってくれなくなります。
だからこそ、血管の健康に期待が持てる食材を摂取したいもの。
女性も、そして男性も、ピーマンで血管の健康を心がけましょう。
ビタミンCをたっぷり摂取したいときは「生」が一番なのですが、ピーマンを生でいただくと苦いし青くさいので加熱します。
通常は加熱すると壊れやすいビタミンCですが、ピーマンに含まれるビタミンPという成分が熱によってビタミンCが破壊されるのを防いでくれます。
油で炒めるのが良いでしょう。
※パプリカなどのカラーピーマンはピーマンのβカロチンよりも強い抗酸化作用があり、生で食べても甘くておいしいです。
緑のピーマンにはクロロフィルという色素を持ち、抗酸化作用や発がん防止の作用があります。
[材料 2人分]
・ピーマン4個
・ごま油 小さじ2
・酒大さじ2
・醤油 大さじ1
・黒コショウ 適量
・鶏ガラスープの素 適量
・白ごま 適量
①ピーマンは縦に4等分して切っておく。
輪切りにすると繊維を断ち切るので苦みが残りやすいです。
繊維に沿って縦に切りましょう。
②種は捨てても、そのまま炒めてもOK。種には栄養分が豊富です。
③フライパンにごま油をしいて、ピーマンを皮の部分からよく炒めます。
よく加熱すると苦みが取れますので、苦手な方はよく加熱してください。
④お酒を入れる。
⑤鶏がらスープの素を一つまみ入れる。
⑤醤油を入れる。
⑥黒コショウをふる。
⑦お皿に盛り付けたら、白ごまをかける。
肌のハリツヤに期待が持てるコラーゲンは、ビタミンCとタンパク質と鉄を一緒に摂取する必要があります。
ピーマンとツナと一緒に炒めると必要な栄養素が全部とれますので、ツナと一緒に食べてアンチエイジングしちゃいましょう。
よかったら、この動画もチェックしてみてくださいな。
究極のアンチエイジング方法をお話ししています。