健康サポートプロジェクトです。
食欲の秋対策、待望の?第2弾。
前回は「身体活動時代謝」
について書きました。
今回は『基礎代謝』について。
基礎代謝(きそたいしゃ)とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされている。※Wikipediaより一部引用
これまで基礎代謝の40%は
筋肉で消費されているという説が
ありましたが実際の内訳をみてみると。
以下の通りです。
肝臓:27%
脳 :19%
筋肉:18%
腎臓:10%
心臓:7%
その他:19%
(参照:FAO/WHO/UNU合同特別専門委員会報告」1989年)
肝臓って意外な感じがしませんか?。
でも実は肝臓は
非常に重要な役割を担う臓器です。
肝腎要(かんじんかなめ)という言葉が
あるくらいです。
どんな役割があるのか見ていきましょう。
●食物の消化を助ける胆汁酸を生成し、
胆管・胆嚢から十二指腸に胆汁として分泌する。
●糖の代謝。
●脂質の代謝。
●コレステロール(ステロイドホルモンである性ホルモンや副腎皮質ホルモンの原料)の生合成。
●アミノ酸の代謝。
●アンモニアを尿素へ変換する。
●薬物代謝およびアルコール代謝
●ケトン体の合成
(グルコース代謝と共に備わるエネルギー源)。
●筋肉などから血流にのって運ばれてきた
乳酸からのグルコースの再合成(コリ回路
など代表的なものを挙げました。
これを見ると基礎代謝の内訳も
納得できるほど多くの重要な役割を
果たしているのがわかりますね。
よって基礎代謝がスムーズに
行われるには肝臓に負担をかけない
配慮が必要かもしれません。
そこで注意すべき点は
■よく噛んで食事をとり、食べ過ぎを防ぐ⇒食べる時の基本。よく噛むことは唾液の分泌を促し、胃腸での食物の消化・吸収を助ける。
■糖質の過剰摂取に気を付ける⇒過剰に摂取した糖質により血糖値の急激な上昇を招き、すい臓からのインスリン追加分泌を促進させる。インスリンは別名肥満ホルモンと呼ばれ過剰になった血糖を中性脂肪として身体に蓄える。体脂肪増加と肝臓疲労の原因に。
■アルコールの摂りすぎに気を付ける
■質の高い睡眠を心がける。昼寝を取り入れる。⇒疲労回復の鍵になる。
以上のような点に注意して
今年の秋を過ごしてみませんか?
身体によい変化が起これば
良い習慣を続ける動機づけになります。
基礎代謝UPのポイントは肝臓にあり。
もちろん筋トレや適度な
有酸素運動もおすすめです。
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