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2015年6月30日 (火)

【梅雨時期の不調~気象病対策~】

出張健康体操、実績No.1

健康サポートプロジェクトの天井亮介です。

毎日様々な場所で運動指導させて

戴いておりますが梅雨のこの時期、

お客様の中にも不調を訴える人が多いように

思います。

少し調べたことを書いていきます。









この時期、天気の変化で不調を感じたら

それは『気象病』かもしれません。



これは天気の変化による不調の総称だそうです。

それは大きく2つに分かれます。

ひとつは、めまい、肩凝り、イライラ

といった不定愁訴で、検査などで

原因が特定しにくいもの。

普段から自律神経が乱れやすい人に

症状が出やすいようですね。





もうひとつは、片頭痛や関節痛など、

持病が悪化するパターンです。

気象病の中でもこれら痛みを伴うものは、

「天気痛」と呼ばれています。



下記のチェックリストで3つ以上

当てはまる方は梅雨の不調に注意です。


√車に酔いやすい

√のぼせやすい

√夕方になると集中力がなくなる

√寒暖差に弱い

√ストレスがあると眠れなくなる







いかがでしたか?



気象病の引き金になるのは

気圧・気温・湿度変化で、特に気圧の影響は

大きく、梅雨や台風の時期に注意しなければ

なりません。



気圧の変化が気象病を引き起こすのは

どういう原因があるのか?

まだ研究段階ではありますが、

体の平衡感覚をつかさどる耳の奥(内耳)には、

気圧の変化を感知し脳に信号を送るセンサー

があるとされています。



本来、気圧の変化に体を順応させるための

センサーも自律神経が乱れやすい人に

とっては脳の混乱を引き起こす原因に

なることがあります。



気象病の代表的な症状のめまいも

この脳の混乱で起こると言われています。



平衡感覚の維持には内耳からと

視覚からの2つの情報が一致して成り立つ。

しかし、気圧の変化を受けて、

気圧センサーからは

『体のバランスが崩れた』という情報が届き、

目(視覚)からは

『崩れていない』という情報が届く。



このズレで脳が混乱し、

交感神経が興奮して、めまいが生じること

になります。

実は乗り物酔いとメカニズムが

似ていることから、気象病による

めまいの改善にも市販の酔い止め薬が

効くそうです。



また天気痛の代表的な症状のひとつ、

片頭痛。もともと持病として片頭痛を

抱える人が梅雨時などの気圧の変化を受けて、

症状を悪化させるそうです。



気圧の変化による交感神経の興奮が

原因で、収縮した血管が反動で

拡張することにより、

痛み神経が刺激されるという仕組み。





そして膝の痛みは低気圧に高湿度や

気温の低下が重なると悪化しやすい性質が。

除湿やエアコンの冷えを防ぐことが大切です。






まとめとしては普段から適度な運動をし、

睡眠時間をじゅうぶんにとり

自律神経を整える習慣作りが基本。



そして個別の解決策。

めまいには【酔い止め薬を飲む】。

片頭痛には【酔い止め薬】。

関節痛には【除湿、患部を温める】。




上記の情報などを参考にしながら

あまり深刻に考えず『そういう季節だから』

と冷静に対応し、鬱陶しい梅雨時も

爽やかに過ごしたいですね。

何か参考になれば嬉しいです。













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