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2014年8月30日 (土)

■【クールダウンの重要性】ジョギングやランニングでクールダウン(整理運動)が必要なわけ。

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服部緑地を楽に楽しく走ろう!BodyLuxランニングサークル
の坂田純子です。


季節の変わり目、

夏の疲れも出て体調も崩れやすいですね。

この勉強会で、

トレーニングを積んだアスリートでも25歳過ぎると、しっかりケアをしない場合、翌日に疲れが残ると学んだことから、

本日は翌日に疲れを持ち越さないクールダウンの重要性について書きたいと思います。


走るトレーニングをしていると、よくこんな様子に出合います。


走った後、急激に止まってベンチで涼むランナーさん。
そして、(自宅まで歩いて帰るのだろうけれど)トレーニング終了。


実は、急に止まるより、クーリングダウンをした方が、身体にも良いし疲労回復にも期待が持てるのです。


クーリングダウンは

運動によって変化した身体の機能や状態を運動前の状態に素早く戻すことと、
急に運動を停止すると循環器系に負担をかけ、心臓発作等を防ぐために行うことと、
疲労回復のために行う・・・

そんな積極的な休養。


走る・歩く等の運動は、
ふくらはぎや大腿が積極的に動き、筋肉のポンプ作用によって下半身の血液が上半身に戻るそんな恩恵を受けています。
なので、急に足を止めてしまうと、心臓に送り出される血液が減少し、脳貧血、失神、めまい、吐き気などを引き起こすことがあるのです。


主運動(走る)後には、軽めのウォーキングで筋のポンプ作用を維持し、
正常な血液循環を保ちましょう。


また、血液循環により、蓄積された疲れ(乳酸)を拡散したりエネルギーとして再利用してくれるので疲れも素早くとってくれます。


走った後はハァハァ呼吸が乱れ血液中の二酸化炭素(CO2)濃度が低下し血液がアルカリ性に傾きますが、(これを過呼吸と言う)
クーリングダウンで呼吸も整えられ血液中のCO2濃度をコントロールし過換気を防いでくれます。


そして、走ることはジャンプの繰り返し。
体重の3~4倍の衝撃が身体にかかります。

使いすぎた部分のアイシングや(静止状態の)ストレッチでじっくり筋肉を伸ばして硬直や麻痺・疲労を防ぎましょう。
ストレッチは障害や事故予防に有効です。


【クールダウンの流れ】

走った後→軽いウォーキング→(静止状態)ストレッチ。
※もちろん、水分補給も大切


人生はまだまだ長い。
だから長く楽しく走りたい。
クールダウンは長く楽しく走るための活力剤。

走った後は急に足を止めず、
緩やかに身体を動かし、積極的な休養をしましょう。

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運動指導者 天井亮介のYes,We can@大阪

大阪ではたらく運動指導者・坂田純子の年中夢中なこと