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2018年9月13日 (木)

■ 2018年9月6日木曜日の日経新聞朝刊より~妊産婦の産後うつについて~

健康運動コンサルタントの天井亮介です。
昨日ボクシングエクササイズのクラスに参加して下さったお客様との会話で、ご自身やご家族の健康についてお悩みの方が少なくないと改めて実感しました。そこで前日気になって保存しておいた記事をシェアします。

こちらは今月6日の日経朝刊の記事です。記事によると

"2015~16年に102人の女性が妊娠中から産後にかけて自殺しており、妊産婦死亡の原因の中で最も多いとの調査結果を国立成育医療研究センターなどのチームが5日、発表した。うち92人が出産後の自殺で、35歳以上や初産の女性の割合が高かった。"

という内容です。

これまでなら、自殺の原因が慣れない育児によるストレスや睡眠不足かなと思われがちですが見出しには『産後うつが原因』と書かれています。
ここからお話することはあくまで個人的な意見ですので真偽についてはご自身でご判断願います。

私はこの問題に少なからず、『鉄不足』が関係していると思います。
「うつはメンタルの問題なのに鉄不足?」と思った方も多いでしょう。
でも実は大いに関係します。

それだけでなく、体に蓄えている鉄が少なくなると以下のような症状が出ることがあります。

〇 頭痛

〇 いらいらしやすい、集中力低下

〇 神経過敏、些細なことが気になる

〇 立ちくらみ、めまい、耳鳴り

〇 疲れやすい

〇 関節痛、筋肉痛、腰痛

〇 のどの違和感(のどが詰まる)

〇 冷え症:手足が冷たい。

〇 朝なかなか起きられない

〇 皮下出血(アザ)ができやすい、鼻血が出やすい

〇 肌荒れ、髪が抜けやすい、爪がもろくなった、シミが多くなった、ニキビ

〇 不妊

〇 足がむずむずする

〇 氷をかじる

ここに挙げただけでも、鉄不足の弊害は大きいですが、精神的にも非常に不安定になります。その理由としては鉄分が人間のエネルギー代謝上、かなり重要な役割を担っているからです。代謝が不安定になると、エネルギー不足になり、すぐに甘いものや炭水化物ばかり食べたくなり余計に栄養不足、体脂肪の増加につながります。そして様々な不調が重なり、うつ症状が進行していくと考えられます。

今回取り上げた妊産婦さんにおいては特に妊娠、出産の過程で多くの鉄分が消費されます。羊水を作る過程で、また胎児に栄養を送る過程で常に膨大な量の鉄分を消費していきます。それをしっかりと補える食生活を意識しなければ記事のような深刻な事態を引き起こすことは、逆に当たり前とも考えられます。

妊産婦さんだけに限らず、閉経前の女性においては毎月月経によって大量に血液から鉄分を失っていく状況ですので、女性にうつが多いと言われる所以となっています。日々、鉄分を補うことでメンタルも安定しますし、ダイエットなども成功しやすくなります。




広島の精神科医、藤川徳美先生の著書です。参考までに。


 

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健康運動コンサルタント
天井亮介
info@kenko-support.net



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