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2016年7月12日 (火)

【ひとりごと~藤原道長の最期におもふ~】

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天井亮介です。

7月6日付の日本経済新聞の『春秋』に

平安中期の実力者、藤原道長についての

こんな一文があった。





”さぞや幸せな一生を送ったかと思いきや、
晩年は糖尿病を患い、痛みに苦しみながら
なくなったとか。”





これを読んでどう思うか。





単に糖尿病の怖さをここで論じるつもりはない。

ただ平安時代やそれ以前から糖尿病は

存在したということ。

そこに違和感を感じないだろうか。



※厚生労働省の「患者調査」(2014年)によると、糖尿病の患者数は316万6,000人となり、前回(2011年)調査の270万から46万6,000人増えて、過去最高となった。糖尿病有病者(糖尿病が強く疑われる人)の割合は、男性で15.5%、女性で9.8%であり、2006年調査に比べ増えていることが判明した。













道長の時代は食にも欧米文化の


入り込んでいない、”和食”文化の時代のこと。

単純に”食の欧米化”や生活スタイルの変化で

糖尿病をはじめとする生活習慣病の増加と

結びつけるのはもはや的外れである。












この史実をみて、我々健康関連事業者は

問題の本質を追求し

心に留めておかなければならない。







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