プロフィール

フォトアルバム

健康サポートプロジェクト (junko sakata)

フィットネスコーチ。 ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

エストロゲン子の美活ウォーキング

カテゴリ

スタジオBodyLux

  • スタジオBodyLux

ウェブページ

検索BOX
Powered by Six Apart

« ■熊本の旅2日目【阿蘇ネイチャーランド主催「阿蘇『熊本地震』復興応援ピクニックラン」に参加しました。】 | メイン | ■本日は赤。(Itoitex) »

2016年6月 5日 (日)

■熊本の旅3日目 PRAY FOR KUMAMOTO【阿蘇→益城町→水前寺公園→熊本城】

大阪ではたらく運動指導者の坂田純子です。

6月3日から5日まで熊本へ行っておりました。
(BLOGの日付は5日にしていますが、2週間ぶりに更新しております。いつも覗いてくださる皆様、お待たせしました。)

熊本の旅、3日目です。

 【過去記事】


阿蘇では、古い老舗旅館の「金時」さんに宿泊しました。

3

この「金時」さんは、阿蘇カルデラスーパーマラソン100㎞を走ると決まった時に、マラソン大会で宿泊パックになっていた旅館。

お料理が美味しいと評判でした。その評判通り、お料理がとっても美味しかったです。

3_2

また、実業団や高校や大学の駅伝部が阿蘇の大自然を利用したクロスカントリー&高地トレーニングをするために宿泊に使っているそうで、
宿泊しているだけで、なんだか選手になれたような感じでした(笑)

3_3

阿蘇カルデラスーパーマラソンが中止になり、
開催されていたらこの3日間はてんてこ舞いだったそうですが、
マラソンのお客さんは私1人。

あとは、同じ日に阿蘇で1000人で田植えすると言う「1000人田植えイベント」の団体さんでした。

マラソン大会が中止になっても走りに来たことをしり、
旅館のスタッフさん大喜び。

この3日間、本当によくしていただき、仲良くなりました。
旅館を後にするときは「もう帰っちゃうの?また来年100㎞走りに来てね!」とお見送りしてくださいました。
また、是非行きます。

3_4

旅館まで迎えに来てくれたのは、阿蘇に住むKちゃん。
Kちゃんの車で、震災時のお話を聴きながら、熊本市内へ向かいました。

市内へ向かう途中、震災でひどかった益城を見ておこうという事で、
益城に回っていただきました。

3_5

阿蘇は、被害があった所もありますが、
観光できる場所もあり・・・
しかし、益城は地震の被害が大きく、木造瓦建てのお家は、ほとんど1階部分がつぶれていたり、
崩壊していたりしました。
避難所も沢山の人が出入りしている様で、被害の大きさを自分の目で確認できました。

南阿蘇と益城、西原村の被害が大きいとのこと。
今回、まとまったお休みが取れなかった事と、土地勘や情報が全く無かったので、ボランティアはせずに帰ってきたのですが、
3日間熊本に居て、現状もわかったし、情報も得たし、土地勘もほんの少しだけできたので、
まとまったお休みが出来たら、熊本へ行ってこようと思います。

3_6

これから仕事というKちゃんとお別れし、
私の熊本行きに合わせお休みをとってくれたキヨちゃんと熊本市内観光。

「壊れかけた熊本城見ながら、じゅりーさんと飲みたいです!」
と言ってくれたキヨちゃん。
ほんま嬉しいです。

路面電車の1日乗車券を買っていてくれていました。
路面電車、懐かしい~。

わたしの故郷の福井も路面電車が走っています。よく母が乗せてくれました。

3_8

3_9

3_10

床が板。。。

これもレトロでいいなぁ~


まずは、水前寺公園に連れて行ってくれました。

3_7
細川忠利公から3代にわたって造園された庭園。

3_11

この水前寺・・・という名前。
水前寺清子さんは、この公園から命名されたとのこと。
(余談ですが、八代亜紀さんは「八代(やつしろ)から命名されたそう。
個人的に、馬コロッケが美味しい熊本出身のコロッケさんは、馬コロッケから名前をいただいたのかな?憶測)

3_12

この美しい池も、地震の時には干し上がるように水が無くなってしまったそう。
池の鯉たちは生きていたけど、
そのとき、どうしていたんだろう。

3_13

中にはガラシャさんを祭った出水神社があり、私は長寿の水を飲んでみました。
いつまでも健康で長生きして、走り続けたい。

3_14

次は、また路面電車に乗って、熊本城まで来ました。
地震で崩れた石垣や櫓、瓦など悲惨。

3_15

たくさんの櫓が天守閣を守るように囲んでいます。

3_19

武者返しと言われる石垣のカーブ。武者も返してしまう美しいカーブは「石垣秘伝之書」に書かれているそうですが、再現が難しそうですね。

以前TVで、崩れた石垣を、もとにあった場所をコンピューターで再現して復元すると言っていましたが、とても大変そう・・・時間かかりそうです。

3_16

3_17

今、崩れた石垣や木材が散らばり、危険なので立ち入り禁止になっていて天守閣を見ることはできません。

運が良いことに、この数日は天守閣の隣にある加藤神社の祈願祭で神社までバスが出ていました。
バスに乗り込んで天守閣を見てきました。
もう次の日からは再び神社への立ち入りもできなくなるそうです。

3_18

やっぱり熊本城はカッコイイ!
私が生きているうちに、熊本城へ登れるんだろうか・・・。
熊本県民の復興のシンボルですから、
1日も早く復興してほしいです。

毎年開催されている熊本城マラソン。
ゴールは熊本城です。
来年は2月に予定されていますが、家族のOKが出たので、熊本城マラソンにエントリーしようと思います。

こんな状態なので、ゴール場所はかわってしまいそうですが、
次に訪れた時に、熊本城が今より少しでも復興している・・・そんな喜びをこの目で感じたいなと思います。

3_20

最後に。。。

キヨちゃんと、約束通りビールで乾杯!
近況や地震の事、いっぱい語りました。

熊本地震で多くの方が家を無くし、命を失った人もいるけれど、
そんな中、こうやって彼女にまた会えたことを深く感謝。

彼女と話したことや、熊本で色んな体験をしたことで、
大阪に帰って自分がやりたい事や、出来ることが見つかりました。

まず、熊本の今を伝える事。
今回、ありがたいことが重なり・・・阿蘇での事を新聞に取り上げていただきます。

以前報知新聞さんの取材を受けていました。(祝・マイベストというコーナー、フルマラソンでベストを出した人の取材)
その担当の方が、私が阿蘇で復興応援イベントに参加すると知り、是非レポートを・・・という事で、東京本社版の15日付の新聞にレポートが掲載されます。(東日本に配布・販売されます)
そこで、阿蘇の様子を他の方にも知っていただける機会をいただきました。

地震の被害が大きいところもありますが、観光や農業で成り立っている場も沢山あります。
風評で、観光客が激減していますが
観光できる場もいっぱいある。
熊本に行かなくても、産地の食品や土産物を買う事も出来る。
そんな事を記事に書きたいなと思いました。

それから、

地震を忘れないこと。
(東北もそうですが)熊本を忘れないこと。

まだ危ないから、行かない方がいいんじゃ?という声もあったけど、
日本のどこに居ても地震から逃れられない。
いつ何があっても、少しでもいつもの自分で居られるように・・・、

地震に備える事。
防災を意識する。

そんなことも思いました。

3_21

多くの学びと体験をした3日間。関わった皆様、ありがとう。

熊本へ行って本当に良かった。大好きで思い入れのある場所が増えました。

3_22

(キヨちゃん、お土産ありがとう!)

・・・

Photo_3

帰宅したら、阿蘇カルデラスーパーマラソンの参加費についてのお知らせが。。

全額、熊本復興へ使っていただくことに。
旅費も旅行会社から返金があるそうですが、それは全額阿蘇神社への予定です。

好きな場所。
はやく良くなりますようにhospital
また行きます。

熊本のことを忘れません。

PRAY FOR KUMAMOTO

日々感謝★
運動指導者 坂田純子