■30日の言葉は「退くべきときを知る」
即位から30年、
平成天皇御退位の日。
ご退位が決まってから、
ご公務の様子と穏やかな表情を見ていると
目頭がじんわり熱くなりましたが、
最後のお言葉を聴いているだけで、
なんだか感極まってしまいました。
【全文】退位礼正殿の儀における天皇陛下のおことばhttps://t.co/Wxs3YJOxFt#平成最後の日
— AbemaTIMES (@AbemaTIMES) 2019年4月30日
いつも、国や国民の平和と繁栄を
祈ってくださってありがとうございました。
私は、昭和に生まれましたが、
社会人経験は平成になってから。
平成が守ってくれて、
育ててくれた…と思っています。
ながいながい日本の歴史の中で、
ご縁あって平成の時代を生きることができたことに
感謝と喜びしかありません。
・
・
・
今日も、いつもと変わらず
大好きなリズミックウォーキングのクラスを指導させていただき、
そして…次の職場まで移動ランニングできました。
(移動ランコースです)
こうして日々幸せに過ごせたのは、
平成のおかげですね。
この時代でよかったー。
・
・
・
(この書籍は、四書五経…
孔子が中心としてつくられた古典です)
一日1ページ読むやつ。
今朝も開きました。
1日から31日まで
一日一語で紹介されていて
出版された平成20年から日々ペラペラめくっています。
この書籍には、
これまでの元号の歴史
明治・昭和・平成の由来も記されています。
〇平成の由来:天と地ともに平和が訪れる(史記より) 内平らかに外成る(帝本紀より)
~天地ともに、内も外も平和が達成されるという意味~
〇昭和の由来:百姓昭明にして万邦を協和す(書経より)
~百姓とは人民のこと。人民がそれぞれの徳を明らかにすれば、万国を仲良くさせることができるという意味~
〇明治の由来:聖人南面して天下を聴き、明にむかいて治む(易経より)
~聖人が南に面して政治を聴けば、明るい方に向かって治めるという意味~
元号ってすごいですね。
なんだか、ほんまに漢字二文字に
日本が向うべきミッションが託されているみたいで、
漢字の意味の通りになっている様な気がします。
平成は、
天地ともに、内も外も平和が達成されるという意味の通り、
天と地の災害はあったけれども、
戦争が無い時代で、幸せでした。
平成にさせていただいた事業は、
運動指導を通じ、様々な体験や経験ができました。
内(フィットネススタジオBodyLux)と、
外(健康サポートプロジェクトの出張セミナーや指導・体操監修など)の2つを
行き来しお仕事をさせてもらえました。
プライベートでは
天と地を繋ぐ体験もさせていただきました。
(いつもリズミカルな音楽で動的なダンスをしているから、
静かな踊りでバランスを取りたいと始めた舞楽。
平和や繁栄の祈りと共に、舞を奉納する…と言う経験をさせていただきました。
この時に、祈りは最強と感じましたし、
天皇陛下が祈って下さっていることに感謝しだしたころ。)
これらの行動も、
平成の漢字2文字に向かって
無意識に行動していたんでしょうか…
学校教育では学べなかった
多くの経験と体験と言う知恵をつけさせてくれ、
この時代に感謝しかありません。
・
・
・
平成天皇や美智子さま、
平成と言う時代への感謝と
次ぎの時代への期待とが
いりまじった、ごちゃまぜの1日。
そして、今朝ひらいた四書五経の30日のページには…
こう記されていました。
退くべきときを知る…(易経より)
何かを続けるよりも、
やめる事の御決断の方が大変。
平成天皇の御決断は勇気ですね。
退くべきときが来たら、退かなければならない…
御退位される日と、今日の易経の言葉が、
ピタッとおさまって
こころに響きます。
あと数時間、ありがたみを噛みしめながら過ごしたいです。
平成に感謝。