■ゆとり
「ゆとり」とは、物事に余裕があって窮屈でないこと。
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通勤の電車の乗り換えの時、ホームに入ってくる電車のタイミングで、
女子中学生がおばちゃん軍団に「これ、〇〇駅止まりますか?」と聞いていた。
おばちゃんたちが「しらへん」「とまらんやろ」と回答してたので、
余計なお世話だけど、横から「止まりますよ」と口だししてみた。
そしたら、「えーとまらへんような…」と言いながら、きた電車に乗り込んでいくおばちゃんやホームに並ぶ人たち。
ホームに取り残された女子中学生と私。 (私もオバチャンやけども)
スマホの乗り換え案内アプリで、女子中学生の降りる駅を調べてみたら、行ってしまった電車でも止まる様だったし、次の電車も止まる様だった。
10分間、女子中学生とおしゃべり。
2月10日に高校受験するので、願書を提出しに行くんだと。すごく緊張している…と。
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1人で願書を持参することも偉いなぁ…と思ったけど、受験生はこの時期、緊張の季節なんだな…と思うと、1本電車を遅らせて、電車に乗るお手伝いができて良かった。
親切や良いことしたとは思わない。
当たり前のこと。
だけど、1本電車を遅らせられる心の余裕があったのは、たまたま時間にゆとりを持って出勤していたから。時間にゆとりがなかったら、心のゆとりもなく、私もおばちゃんたちと同じ電車に乗っていただろう。
ゆとりって、こころにも、時間にも、何にでも必要だなぁ…と感じた。
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お客様が、不要な着物をアップサイクルしてポーチを作って下さった。
※アップサイクリングは、創造的再利用とも呼ばれ副産物、廃棄物、役に立たない、または不要な製品を、より良い品質と環境価値の新しい材料または製品に変換するプロセスである。
めちゃ渋い!
そして、びっくりするほど質がいい!
大切に使わせていただこう。
誰かに手作りでプレゼントする…
これも、心や時間にゆとりがないとできないなぁ。
ゆとりを持てるカッコイイ大人になりたい。
ゆとりって贅沢でカッコイイな。