■認知症かな?と言う告知はするべきか?
何年もお会いしていて、会話もさせていただいている方の様子がちょっと変化している…と感じる。
同じことを何回も言う。聞く。話す。。。
決めつけは良くないけれど、もしかして…認知症かなぁ。。。と心配になっちゃいました。
物忘れは老化による記憶力低下で病気ではありません。
認知症は病気であり、治療が必要になってきます。
物忘れと認知症の違いは以下の通り。
物忘れ | 認知症 | |
原因 | 加齢 | 脳の病気 |
進行性 | すぐには進行しない | 進行する |
自覚 | している | していない |
記憶力 | 低下 | 記憶力と共に判断力も低下 |
体験 | 体験の一部を忘れる | 体験自体忘れる |
日常生活 | 支障なし | 支障あり |
他の精神症状 | 伴わない | 伴うことが多い |
同じことを何度も言う。
同じことを何度も問う。
同じことを何度もする。…
これらは、認知症かも知れない。
周囲の人が、あれ?いつもと違うな…と思ったら伝えることが必要だけど、ご本人にお伝えしていいのか悩むところです。
ご家族に、もしくは身近な方に、可能であればご本人に…
お伝えできる人間関係と環境を作っていきたいし、今もそうでありますように。
お医者様ではないので、決めつけやレッテルを張ることはよくありませんが、もしかして…心配してますよ!と言うことはお伝えした方が良いのかな…と感じます。
※逆に私に「あれ?」いつもと違う…と思われたら伝えて欲しいですもの。
みなさんは、どう思われますか?
・
・
・
運動も大事ですが、脳をダイレクトに使う事。
見る、聞く、話す、書く、声に出す、考える、感じる、、、
基本的なことってタイセツ。
私は最近日記帳にその日の出来事や感情・思考の動きを書くようにしています。
あと、読書…音読できる環境であれば音読しています。
不思議と、言葉がスッと出てきたり、見る・聞く…それを脳で処理し、思いを書く…そんな流れがスムーズになってきました。
また記録することで記憶に残ります。
人間の機能は使わなければ衰える(ルーの法則の1つ)ように、
普段しなくなってしまったこと、復活させてみませんか。