■【緒方洪庵〝適塾〟】洪庵のたいまつ
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緒方洪庵〝適塾〟
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そういえば、大村益次郎も適塾に通っていたなぁ…と、健康づくりのランニングを兼ね、10年ぶりに適塾に行ってみた。(10年前の記事→☆☆☆)
大阪市内の看板は面白い!交番案内はおまわりさんの形をしている。
洪庵は、幕末における洋楽研究の第一人者として仰がれた医師・蘭学者で〝日本の近代医学の祖〟と呼ばれた人物。適塾は緒方洪庵が開いた塾。
侍の子も町医者の子も農民の子も「学問をする」という目的で集まり、先生は洪庵1人。
大村益次郎も福沢諭吉も、故郷ゆかりの橋本左内も…全国から、適塾へ学びに集まっています。
教育に力を注いだだけでなく、種痘を広め、天然痘の予防に尽力。
1849(嘉永2)年には現在の道修町5丁目に種痘所(大坂除痘館)を開き、ジェンナー式牛痘種痘事業を始めました。
1858(安政5)年日本にコレラが流行した時、治療にあたりながら、治療手引書『虎狼痢治準(ころりちじゅん)』を発刊し、感染予防に尽力しています。
※2022年現在、館内撮影禁止となっています。
以下の写真は、以前のものです。
塾生たちの塾生たちの部屋。タタミ一畳に1人が寝泊まりしたそう。
さすが幕末…刀傷?血の気の多い塾生たちか…はたまたいたずらか…
お庭の様子。
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〈虎狼痢治準(ころりちじゅん)』の発刊後、さまざまな洋書が訳され江戸幕府が発刊した書物より〉
昔から大事とされてきたことは、
「身体と衣服を清潔に保つ」
「室内の空気循環をよくする」
「適度な運動と節度ある食生活」
など、今と何ら変わりはない…
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私も今、洪庵のたいまつの灯のおかげで健康に暮らすことができている。
緒方洪庵は偉大だなぁ…と思った。
書斎。美しい…
階段は急。