■ワークアウトとワークイン
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自分にとってどうなのか
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子供のころから食べていた北陸製菓の「ビーバー」(写真:プレーン味)
北陸のローカル菓子だ。
ビーバーと私は同級生。
1970年に開催された大阪万博でカナダ館のマスコットになっていたビーバーの歯の形が、米菓子を二つ並べた形と似ているから、お菓子の名前が「ビーバー」になったらしい。
そして、NBA・八村塁選手が、チームメートに白エビ味を紹介し「ビーバーフィーバー」が巻き起こってしまう。
…今、白エビ味は入手困難になってしまった。
それはさておき、
自分が、筋反射テストを使い、身体にあうもの、あわないものを調べた時、私にとって米菓子はすごく身体に合う、元気が出る食べ物と出た。
(筋反射テストとは:無意識に起こる筋肉の反応で、筋肉の強弱で潜在意識にある情報を引き出すテスト)
北陸はお米が美味しい
そんな米どころの米菓子は、言うまでもなく美味しい。
お米の力は私の潜在意識にインプットされている…身体の声は正直だ。
八村選手にとっても「ビーバー」は、元気や活力につながる食べものなんだろうか。
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[潜在意識とは:過去の経験などによって無意識のうちに蓄積された価値観、習慣、思い込みから形成された、自覚されていない意識である]
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コロナ禍で、外部との接触が減っている期間、自分自身と対話する機会が多かったことから、今、何に関しても「自分にとってどうなのか」「どう感じているのか」という感覚を大切にしている。
刺激が多すぎると感覚が麻痺してしまうが、刺激が減ったせいか、今まで気付けなかった潜在意識に気付くことができるようになっている。
感覚は、誰もが全く同じだ…ということはほぼ無い。
「ビーバー」も、私にとっては元気の源でも、皆にとってはわからないし、運動も同じである。
トレーニング原則に個別性の原則があるように、
〝身体は個人によって別物であり、性別・年齢・身体組成・など、すべてが同じという人は誰1人いない。トレーニングの内容も目的もあわせて個人に合ったトレーニングや負荷設定を行わなくては、効率よく効果は得られない。〟
全く自分に合わないトレーニングを、人がやっているから、楽しそうだから…と続けていても、合わない場合、無理に無理が重なり続けることが困難になってくる。
自分にとってどうなのか?体や心はどう感じているのか? 自分の内側と対話しながら行うことで心も身体も満たされていくと感じる。
これまでは、ワークアウト(一般的なトレーニング)が主流だったが、
これからは、ワークイン(自分の内なる声や感覚)を大切にしながら心身を動かしていくのが、成長していく鍵ではないか。→これも自分にとっての感覚なので、読者の皆さんに訴えかけているわけではない。
身体の声
心の声
自分の内側と向き合っていますか?
そんなことで、「ビーバー」は自分に合っている食べ物だ…ということで、文を締めくくろう。