■環境変化への対応
ジャーマンアイリスや菖蒲、カキツバタの季節がやってきました。
ジャーマンアイリスは虹の花(レインボーフラワー)とも呼ばれるように、
色とりどりの花を咲かせ、
まるで雨上がりの花壇に、虹がかかったように見えます。
外花被片は濃い色で、舞妓さんがしている〝だらり帯〟の様に垂れ下がり、
内花被片は薄い色で〝ロケット〟の様に立ち上がったカタチをしています。
お天気の良い日は、昆虫が花粉を楽しみにやって来れる程度、ロケットのドアが開いてますが、
雨の日は、まるで花粉を守る様に「ピタッ」とドアが閉まっています。
普段何気に見過ごしてしまう花の風景ですが、
お天気や気温で植物もカタチが変わるんですね。
そんな私達人間も自然の一部。
お天気や気温の変化で身体の状態も変わります。
春の終りから夏にかけては、
低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる時期。
寒暖差が生じるのも、この時期です。
こうした気圧の変動や寒暖差といった外的要因は、
ストレスとなって心身に影響を与えることがありますので、
体調をお崩しになりませんよう、
寒暖差を調整できる衣服を準備し、
疲れをためない様に、お過ごしくださいませ。