■美意識を磨きに
美しいモノに触れに美術館へ。
『遠州・不昧と大名家の茶』を鑑賞。
ガラガラの館内で、小堀遠州・松平不昧ら、大名茶人が所持した茶器などの展示を楽しみました。
戦国時代の武将が傾倒した茶の湯。
茶室の簡素なしつらいと静寂の中、主人の心づくしのもてなしを受けるひと時は、命懸けの日々を過ごす武将たちにとって、心を穏やかにし、安らげるひと時だったのでしょう。
茶室の入口にあたる「にじり口」。
刀を帯びていては、中に入れません。
刀は外の刀掛けに置き、主人も客も丸腰で向き合います。
静かな人と人との交流の場や時間は、今も変わらず貴重で、
コロナ禍でさらに値打ちが上がった様に感じます。
茶器たちに触れながら、場や時間がとても愛おしく感じました。
時期的にまだ単衣の着物なのでしょうが、体感温度が25度以上あり、夏着物を出しました。
半幅帯でパタパタリボン結び。
わりと可愛く結べた
髪のアップは、お客様からいただいた夜会巻きコームで簡単にセットできました。
足元はインナーファクトの靴下。
この夏着物を着て、エメラルドグリーンのクリームソーダをいただきたかったのですが、
北区は営業自粛につき純喫茶が閉まっておりました。
またの機会に参りましょう。
クリームソーダの代わりにアンバターサンド。