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トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

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2021年7月13日

2021年7月13日 (火)

■大阪の街にも勝海舟

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 偶然の出会い
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故郷・福井と言えば…松平春嶽、橋本左内、由利公正など、
国づくりや教育に尽力した先達が沢山いらっしゃいまして、
子供のころから故郷の先達に関する自由研究が夏休みの課題だったりしました。私は宿題に、偉人カルタを作ったことを思い出します。

本当に、良い〝ふるさと〟に生まれたと思っております。

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松平春嶽に興味を持っていたので、関係のある勝海舟に辿り着き、
13年前に読んだ書籍「勝海舟の人生論」。
今朝は、勝海舟の人生論を再読しながら通勤trainいたしました。

すると、なんてことでしょう!
帰り道…run今まで全く気付かなかったのですが、
いつも通っている場所に、勝海舟寓居(ぐうきょ)・海軍塾跡地があるではありませんか。

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興味がないと、素通りしてしまいますが、
アンテナをしっかり立てると、自然と情報が集まるものですね。


[どんな人?]┈┈┈┈┈┈

●松平春嶽は、幕末から明治初期にかけての大名で越前国福井藩16代藩主です。
藩財政を再建させ、教育制度を導入し、軍備強化をし、種痘の導入をした才覚あるお方。
一説によると、勝海舟が海軍操練所や私塾を開設するために5千両貸したとも言われております。
(資金調達は坂本龍馬が交渉)


●勝海舟は、江戸城無血開城などが有名ですが、
徳川幕府と明治新政府の両方に参加し、
海軍大臣などの要職をお務めされました。
福沢諭吉の「やせ我慢の説」という著では、
「忠臣は二君に仕えず、という事をご存じないのか?」と書かれてしまったけれど、
天皇政府か徳川幕府かという次元で政治を考えず、
すべて〝日本のため〟という次元でものを考え行動した人です。
現代は、超多様化社会だからこそ、
勝海舟の様に、大切なものを見極める力と柔軟に対応していく力が必要なんじゃないかと感じております。
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池田屋事件と禁門の変に海軍塾生が加わっていたことから
海軍塾は廃止されることになりますが、
龍馬や陸奥宗光(後の外務大臣・カミソリ大臣)にとっては
塾で学んだことが将来への行動へと繋がっていったのではないでしょうか。
先達からの志のリレーですね。
……

大阪の街のど真ん中にも、勝海舟がいらしたんだなぁ。
そして、神戸は知っていたけれど、大阪にも海軍塾があったとは。

偶然の出会いの感動と、志のリレーは大切だなぁ…と思う通勤ランのヒトコマ。

■むすひ

「結ぶ」と言う言葉は、
〝ひも状のものをつなぎ合わせる〟〝くくる〟〝まとめる〟〝締める〟など、
様々な意味がございます。


他には、
契りを結ぶ
ご縁を結ぶ
など、人と人の心を繋ぐことなどもあります。


お正月に飾ったりするしめ縄や神社のしめ縄は、
神と人との領域を示し、邪なものたちが入ってこないようにするための結界です。
おみくじを結ぶのは、神様と結ばれるという意味。
帯を結んだり、
水引を結んだり、
お米を握ってお結びにしたり、
日本には、結ぶという文化が多く存在します。

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「結び」の語源は、古事記に出てくる「産霊」(ムスヒ)といわれています。
「ムス=産」は、生み出す。
「ヒ=霊」は、神霊の神秘的な働きという意味があり、
陰と陽を和合して新しいものを創造するとか、新しい活動を起こすなど、
何かと何かが結びつくことによって、
神霊の力が生み出されることなのだと思います。


ここ数日、しばらくの時間でも、
腰ひもや伊達締め、半幅帯を結ぶトレーニングをしています。
今日は仕事前に浴衣の着付けをしました。

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昔は、帯を「おび」と読まずに「たらし」と呼んでいたそうで、
紐を結んで垂らすことで悪霊を寄せ付けない為のおまじないだったという一説もあります。
なんだか、帯はしめ縄に似ていますね。

帯を結ぶときのキュキュッとした音を聴くたび、
身体が浄化されていくようで、心身ともにキリリとするのですが、
「たらし」の一説である、悪霊を寄せつけないためのおまじない…というのが、
何となく納得できてしまう様です。


さてさて!「むすひ」にあやかりまして、
今日も、何かの神霊の力が生み出されるでしょうか。