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健康サポートプロジェクト (junko sakata)

フィットネスコーチ。 ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

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2022年8月18日 (木)

■食事は感謝

近々昇段参拝するので、
玉串の捧げ方など作法について再確認していた。

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他に目にとまったのが「食事」の礼儀作法。
小さい頃に教えていただき
身についていることが書かれていた。

特に母が他界した後は、叔母が会うたびにしつけをした。
叔母にとっては妹がこの世にいなくなり
責任感があったのか?
箸や茶碗の持ち方や、紐の結び方など
かなり厳しく教わったのを覚えている。
今となれば、とてもありがたい。



小さい頃、食事は「感謝」だと教えられた。

①お米の中1粒1粒に神様がいる。自然の恵み・命に感謝すること。
②食べ物の背景に居る育てる人・働いている人に感謝すること。
この2つである。



我が家は仏教なので、
食事の前には手を合わせて「いただきます」
食後には「ごちそうさまでした」と必ずいうし、

習い事などで神社の神事に関わる時は
食前食後には本居宣長の和歌を唱えていた。

食前の和歌には〝天照大神〟(すべての生命に命を与えてくれる神)
食後の和歌には〝豊受大神〟(働きに関わる神)
の名前が入っている。

「いただきます」と「ごちそうさま」は
「感謝」をして食事をしなさい…ということなのだ。



話は変わるが、
「いただきます」「ごちそうさまでした」を言わない人や
大量の食べ物を残す人は苦手だ。

自分の価値観を押し付けるわけではないが、
もしかして日本の礼儀作法を知らないのかも?と、
嫌われてもいいから大好きな友達には思い切って注意する。
逆に恨まれそうな知人には黙っているけれど…。

一緒に外食に行って、
定食のお米に箸をつけない人には
「最初からお米いりませんといった方がいいよ」
バイキングで食べきれない程お皿に盛って結局食べない人には
「食べれるだけにして、足らなかったら盛りに行けば」という。
だって、食べ物を粗末にすることイコール
育てた人や動植物たちを粗末にするということだ。

煩いなーと思われているかもしれないが、
食事には「感謝の心」や「思いやり」が詰まっていて
人間関係や人の和と同じこと。

そもそも感謝をしない人や、
やってもらって当たり前の人は、
命や人の働きのことすら気にしないんだろうけど。

食事というものは「その人となり」が出る。

食事の礼儀作法のページを読みながら、
小さい頃、叔母が厳しくしつけたことは
本当に本当にありがたかったな…と目を細めた。