働くという事はどういうことか?
今日は総合商社の会長が書いた本「汗出せ、知恵出せ、もっと働け!」と言う本を読んでみました。
■丹羽 宇一郎(著)文藝春秋(出版)
タイトルから見ると「働け!儲けろ!」みたいな内容なのかな?と思うのですが、そうではなく「働く」ということはどういうことなのか?という事が、丹羽さん(作者)の心の厚化粧無い状態で書かれていました。(この本は講演録なので、丹羽さんの真実の言葉と書いたほうがいいかも)
働くとは、「傍を楽にする」こと。仕事には「見える報酬と見えざる報酬がある」こと。「対話能力(コミュニケーション)の必要性」など・・・興味深い事ばかりでした。
なかでも、あ、そうだ・・・と思った項目。
【社員の心が会社から離れる要因3つ】
- 人間としての尊敬を認めないこと(「おはよう」「お疲れ様です」と言っても何の返事もしない)
- 何も任せない。何か仕事をしたらいちいち報告させる。
- 絶対に褒めない
・・・なんだそうです
挨拶はコミュニケーション。「礼に始まり礼に終わる」と言うくらいですから、挨拶されたらボールを返すように挨拶するのは基本中の基本!あと、挨拶を返しはするのですが、パソコンを叩きながら・・・だとか、そっぽ向きながら・・・って事もありますねこれも要注意です
先日参加した講習の中でも「人に任せる」という事は、最終的に自分の成長過程のステージアップに繋がると言っていました「相手を信じる」という事は大切なんですね
絶対に褒めない・・・
・・・褒めて欲しいです
私たちの世界の「指導循環」は、レッスンだけでなくレッスン以外の生活にも適応できますね。指示して観察し、出来ていなかったら修正し、出来ていたら賞賛する。出来ていた事は、右から左に受け流すぅ~のではなく、しっかり受け止め、褒めたいものです。
今年は多読できた1年でした。
今年も、あと2週間をきりましたが、最後の最後まで、いい人いい本いい仕事との出逢いが待ってそうです(笑)
おはようございます。
いつも旺盛な読書に感心しています。
丹羽さんは伊藤忠を再建した経営者として各方面から注目されてますね。私も氏の言葉『Clean Honest Beautiful』に共感をもっています。企業人は清廉で正直に、そして本人としても周りから見ても綺麗(振る舞い、行動など。『清く正しく美しく』)でないといけないということです。
とはいえなかなか思うように出来ないものです。昨日は今年の夏から取り組んできたプロジェクトが取り止めになってしまいました。とても残念ですが、気持ちを切り替えてまた今日からチャレンジしなくては!と思っているところです。
それでは今日も良い1日を。
投稿: ken2 | 2007年12月20日 (木) 07:34
☆Ken2さん☆
こんばんは!(笑)
素敵なコメントありがとうございます。
丹羽さんの本は「人は仕事で磨かれる」と言うヤツを読んで、「なるほど!」と共感し、今回「汗出せ、知恵出せ、もっと働け!」を手に取りました。
「奇麗」
「奇麗」のなりたいです。立ち振る舞いはホント人間力ですよね~(涙)
「奇麗」になるよう気をくばろ~っと!
プロジェクト取りやめになりましたか・・・残念です。
プロジェクトは産み出した子供のようですからね。
取りやめが、次に繋がるよう祈ってます☆
投稿: じゅりー | 2007年12月20日 (木) 19:16