坂本龍馬の交渉術☆
今日は坂本龍馬の交渉術について書きます
日々の活動において結構参考になるのが(私の場合です)ビジネス書ではなく「人の生き方」です。
人はピンチのとき、また決断のとき、何を考えてどう動いたか・・・今とは時代こそ違いますが、歴史からヒントを得るコトができます。
今日の主役は坂本龍馬。
先ほど、薩長同盟が成立するまでのDVDを観ていました。坂本龍馬といえば、不可能を可能にし、犬猿の仲といわれた薩摩と長州の間を走り、薩長同盟を成立させた人です。もうバッチグ~な交渉力を持つ人なんですよ!!
私たちのビジネスシーンにおいても「交渉する。人に意見を受け容れてもらう。」そんなシーンが多々ありますが、最近自分が交渉するとき、「行動が成っていないなぁ~」なんて反省を兼ね、再度奮起の為鑑賞していました。
折角なのでUPしておきます(世の龍馬ファンの皆様、私の主観を書きますここは違うぞってコトがあるかも知れませんがどうかお許しを・・・)
■■■龍馬の交渉術・受け容れてもらえる為の3つのポイント■■■
- キーパーソンに会う
- 利害を一致させる
- 体面を保つ
【キーパーソンに会う】
龍馬はキーパーソンをいち早く嗅ぎ分け、直接自分の足で会いに行っていますなんと薩長同盟の前日まで走り回っていました。辺りかまわず交渉するのではなく、「この人!」と決め、交渉ができるまで志を貫いています。そういうところも非常に参考になりますが、私は直接会いに行くと言う所に感銘を受けました。今はメールもあるし電話もある便利な世の中になりました。その反面、顔が見えないのでなかなか真意が伝わらない、また誤解を招くと言うデメリットもあります。自分の真意を伝えるには、「会う」のが一番ですね。
【利害を一致させる】
龍馬は、薩長同盟を成功させる為に薩摩と長州に協力体制を築いています。長州は武器に困り薩摩は米に困り、お互いの困っている所を見出し、薩摩から長州に武器を・・・長州から薩摩には米を運び、互いにWIN-WINの関係になる様にしています。ここでの学びは、私たちも色々提案するコトがあると思いますが、それはWIN-WINになっているか見つめてみる必要があると言うコトです。「売り上げはあるか。働く人、お客様に何かしらの利益があるか。」様々な方向から利害を考え提案していきたいな~と思いました。
【体面を保つ】
龍馬は同盟までに1度西郷さんと桂小五郎さんと3人で待ち合わせをしていますしかし、西郷さんがドタキャンしました。そんな時「なんだあいつは」と愚痴を言いたい所ですが、本人に「何故来なかったのか」直接出向き、西郷さんの真意を確認しています。西郷さんが何故そのような行動を取ったのか・・・チャントした意図がありました。そして、常に西郷さんには「桂さんは西郷さんに必要な人」、桂さんには「西郷さんは桂さんに必要な人」と両方の面子を立てています。ここでの学びは、憶測で発言しない。真意を確認する。相手の面子を立てる。と言うことです。
こんなコトが自然に出来ちゃう龍馬様カッコイイナァ~今日は龍馬様から沢山教えていただきました。感謝
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最後に・・・私の好きな言葉です。
「世の人は我を何とも言わば言え。我がなすこコトは我のみぞ知る」(龍馬)
ホント、芯のある人ですね。
では
(写真は旅先で出逢った、和服に靴の龍馬様です)
☆しもやん☆
しもやんの竜馬レポート見てみたいです。
竜馬は男も女も惚れるデッカイやつですね!!
実は今「勝海舟」読んでます。
この人、トラブルのときにとる行動や、考え方が私の中にあるものとよく似ていて親近感が湧きます。
幕府と明治新政府の両方に参加し、福沢諭吉なんかに優柔不断だと書物に書かれたけど、ちゃんとした「芯」があっての行動なんですよね~
勝の言葉で
「行いは私のもの、批評は他人のものだ。私の知ったことではない。」
って~のから、すごく勝さんの「芯の強さ」を感じ取りました。
・・・私も長くなるので、やめておきます(笑)
投稿: じゅりー | 2008年6月25日 (水) 10:15