吉田松陰先生
「吉田松陰先生」について
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松陰先生といえば
明治維新を成し遂げた幕末の志士達の先生。
松陰先生はペリーの黒船が来航時、
日本を守るために
「西洋の学問や技術」を知りたいと、
黒船に乗せてもらい
アメリカへ連れて行ってもらおうとしました。
(←聞こえいいけど密航です)
しかし、それが見つかってしまって
牢屋に入ります。
それも当時終身刑の牢屋と言われていた野山の獄(ごく)です。
例えば自分が終身刑の牢屋に入ったら
何を考えるでしょうか…。
多分後ろ向きな気持ちになると思うのですが、
松陰先生は全くちがって
他の囚人に対して毎日儒学の講義をしたのです。
す・すごい人!
当初囚人達は
「それを聞いて何になるんだ!」
って口々に言ってましたが
(そりゃそうです。終身刑の牢なんですから)、
先生は「知って死ぬのと知らずに死ぬのは違う」と答え、
みるみる囚人達をファンにし
ハートを鷲掴みにしてしまいました。
さてこの後、時代の流れが変わり、
ラッキーなことに松陰先生は
牢から出してもらえるようになりました。
また牢で学んだ囚人達も先生からの教えで
いい影響を受け、
牢から出られた者が何名かいたそう。
終身刑の牢に入り、
制限を「教える」と言う機会に変えて
前向きに進んだ姿にホレボレします。
今や、本やDVDの中でしか
松陰先生の思想に触れられませんが、
それでも先生の思想や言葉が
現代に生きるわたしの胸に響いています。
自分も日々色んな問題や制限がありますが、
後ろ向きにならないで
「問題や制限を機会に変えて」
1歩ずつ歩みたいな~と思う今日この頃です。
大好きな松陰先生をお祀りする
松陰神社へ行った勢いで、
BLOGに書いてみたくなりました。
個人的な嗜好でごめんなさい。
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