■この夏、トレーニング効果を出すための超回復
大阪ではたらく運動指導者の坂田純子です。
「毎日トレーニングしているのになかなか効果が出ないのよ・・・」こんな相談を受けました。
効果が出ない理由は1つではなく生活習慣や食など色々あると思うのですが、
運動指導者として、こんな考え方もあると、
今日は、相談に対しアドバイスさせていただいた「効果を出すための超回復(ちょうかいふく)」という身体のコンディションを整える考え方について書こうと思います。
フィットネスの現場で、またランニングであればマラソン大会シーズンにありがちな「頑張りすぎ」。
毎日毎日筋トレやスタジオエクササイズしたり
長い距離を連続して走ったり、
効果を出したい、記録を出したい!そう思えば思うほど
たくさんトレーニングしてしまいがち。
これではオーバーワークになり、パフォーマンス効果も落ちてしまい
なかなか効果が出ないのです。
実は、トレーニングで使った身体を積極的に休ませることも大切な事。
超回復を味方につけ、この夏、運動効果をシッカリ出していきましょう。
■超回復とは?
超回復とは「トレーニングを行う事で疲労状態に陥り、その後の回復期間を得ることによってトレーニング前の水準を上回る能力を得ることになる」という現象。
トレーニングは効果的であればあるほど
一時的に身体や精神にも大きなストレスがかかります。
身体を動かすときに必要なエネルギー源であるグリコーゲン消耗されるだけでなく、筋細胞の損傷も引き起こしています。
でも、トレーニング後の休養が適当であれば
元の状態以上に回復する事にも期待が持てます。これが超回復です。
■休養はどれくらい必要?
トレーニングによる超回復効果が現れるには適切な休養が不可欠。
グリコーゲンの回復には10~46時間。
筋肉の回復には24~48時間と言われます。
トレーニングと休養のバランスが超回復の恩恵を左右するので、
この夏オーバーワークにならない様、トレーニング効果を出していきましょう。
■効果を高めるための継続
トレーニング原則に継続性の原則というものがあります。
続けることで効果を出していくと言うもの。
超回復の効果は一時てなもので、1回では効果はいずれ消失します。
効果を出すには「トレーニングをして休養する」という過程を継続していくことが必要です。
継続は力なりですね。
超回復については、色んな考え方があり、
人によっては効果的な運動頻度は様々だし、休まず連続してトレーニングする方が効果が有るとか言う方もいますが、
自分の身体が疲れていないか?よーく声を聴いて自分とコミュニケーションをとりながら、トレーニングすることが大切です。
日々のフィットネスライフやマラソン大会シーズンで、
効果を出すために、超回復という考え方を知っておきましょう。
今日は、お客様からの質問で私もいい気付きができました。
心より感謝します。
日々感謝★
運動指導者 坂田純子