■地域密着!! 認知予防トレーニング。
認知症と聞いて…
「自分はまだ大丈夫」「自分には関係ない」と思う方も多いですが、
超高齢化社会に突入で、
確実に、認知症発症前の
軽度認知障害と呼ばれる人の数も増えているようです。
認知症は、「まだ大丈夫」と言う元気なうちからの予防活動が大切で、
早いうちから予防に取り組むことで、
発症を寄せつけなくしたり、
進行をかなり遅らせることができるのです。
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認知症発症前の、軽度認知障害の段階では
下記の3つの認知機能の低下が確認されています。
1)エピソード記憶(海馬)
2)注意分割(前頭葉)
3)思考力・主に計画力(前頭葉)
これらが低下すると認知症になりやすいと言うこと。
↑これらが維持・向上できるように脳を鍛え、
さらに既に認知症予防に効果があると言われる
有酸素運動を行うこと(アミロイドβタンパク質の蓄積を抑える)で、
発症を防ぐことや先送りすることができるのです。
さらに、知的活動(知を使うような活動、音読、早い計算など)や
対人接触は、脳の神経ネットワークを強化できますので、
誰かと知的活動の時間を共有するのも良いですね。
運動も有酸素運動や、知的活動通し、
認知症を予防することにつながるので
予防に期待が持てるんですよね。
今日のプールプログラムでは、水中を歩きながら1~120を早く数えたり、
赤と青のビート板を使って、
ゲームのようにストループテスト(色と言葉を判断するテスト)をして
前頭葉に刺激を入れました。
運動指導を通し、周りに健康を提案できることは数多いです。
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そんなことで、先月行った脳イキイキ体操が
おかげさまで好評で、秋のセミナーも決まり、
また他の依頼でも、シリーズで開催してほしいとご依頼がありました。
大きなことはできないですが、
自分にできることで自ら「ろうそくの灯り」になり、
周囲に炎を広げていくことは可能です。
秋に向けて忙しくなりますが、
地域で認知症予防に取り組んで行こうと思います。
私の知的活動力が低下中なので、
毎日計算の参考書を読んで、
大人の計算ドリル100問…がんばってます(笑)
少しずつですが、日々前進してるのがわかります。
普段身体ばかり動かしているので、
脳を使って計算って…いい刺激になります。