■大阪の街にも勝海舟
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偶然の出会い
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故郷・福井と言えば…松平春嶽、橋本左内、由利公正など、
国づくりや教育に尽力した先達が沢山いらっしゃいまして、
子供のころから故郷の先達に関する自由研究が夏休みの課題だったりしました。私は宿題に、偉人カルタを作ったことを思い出します。
松平春嶽に興味を持っていたので、関係のある勝海舟に辿り着き、
13年前に読んだ書籍「勝海舟の人生論」。
13年前に読んだ書籍「勝海舟の人生論」。
今朝は、勝海舟の人生論を再読しながら通勤いたしました。
すると、なんてことでしょう!
興味がないと、素通りしてしまいますが、
アンテナをしっかり立てると、自然と情報が集まるものですね。
アンテナをしっかり立てると、自然と情報が集まるものですね。
[どんな人?]┈┈┈┈┈┈
●松平春嶽は、幕末から明治初期にかけての大名で越前国福井藩16代藩主です。
藩財政を再建させ、教育制度を導入し、軍備強化をし、種痘の導入をした才覚あるお方。
一説によると、勝海舟が海軍操練所や私塾を開設するために5千両貸したとも言われております。
(資金調達は坂本龍馬が交渉)
(資金調達は坂本龍馬が交渉)
●勝海舟は、江戸城無血開城などが有名ですが、
徳川幕府と明治新政府の両方に参加し、
海軍大臣などの要職をお務めされました。
福沢諭吉の「やせ我慢の説」という著では、
「忠臣は二君に仕えず、という事をご存じないのか?」と書かれてしまったけれど、
天皇政府か徳川幕府かという次元で政治を考えず、
すべて〝日本のため〟という次元でものを考え行動した人です。
現代は、超多様化社会だからこそ、
勝海舟の様に、大切なものを見極める力と柔軟に対応していく力が必要なんじゃないかと感じております。
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池田屋事件と禁門の変に海軍塾生が加わっていたことから
海軍塾は廃止されることになりますが、
龍馬や陸奥宗光(後の外務大臣・カミソリ大臣)にとっては
塾で学んだことが将来への行動へと繋がっていったのではないでしょうか。
先達からの志のリレーですね。
海軍塾は廃止されることになりますが、
龍馬や陸奥宗光(後の外務大臣・カミソリ大臣)にとっては
塾で学んだことが将来への行動へと繋がっていったのではないでしょうか。
先達からの志のリレーですね。
……
大阪の街のど真ん中にも、勝海舟がいらしたんだなぁ。
そして、神戸は知っていたけれど、大阪にも海軍塾があったとは。
偶然の出会いの感動と、志のリレーは大切だなぁ…と思う通勤ランのヒトコマ。