■第二の成長期へと移行する段階
お客様から、
加齢とともに衰える気力とについて
しばし相談を受けることがあります。
わたくし…10年前は、
相談者のことを「理解しているつもり」でも、
実際のところは、自分の「老い」を実感していなかったので(気付いていなかった)、
「理解しているつもり」でカウンセリングをさせていただいていたのだと思います。
今は、少しずつですが心から理解(共感になっているかも)することが
出来るようになってきました。
なぜなら、自分自身も少しずつや精神面での「老い」を実感できるようになってきたからです。
今日のカウンセリングでは、
ちょうど今、運動とメンタルヘルスについて学んでいたこともあり、
アブラハム・マズローの言葉がスッと思い浮かびました。
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「中年期は欠乏動機と呼ぶ段階から、成長期へと移行する段階」…
(アブラハム・マズロー)
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中年期とは、40~60歳までのことを言います。
この期間は特に女性は、からだの変化があり、
気力やの衰えが顕著になります。
ここで、まずは自分の「衰え」に気付くことがポイントで、
気付いて嘆くのではなく、
これから先、「衰え」とどう向き合っていくのかが大切になってきます。
ここで自己と向き合うことを疎かにしてしまうと
加齢に伴い、保守化する傾向になりますし、
要求水準が高い傾向の方は、
加齢しているにも関わらず、
自分に対し過大な負荷をかけストレスを大きくしてしまいます。
大切なのは
自分に合った新たな目標設定をすること。
この期間は、
何が足りないのかという状況を認識し、
どうすれば最良なのかを何を自己認識をする。
無理をしなくてもよいのです。
マズローはその期間のことを
「積極的な第2の人生の設計づくり」と言っています。
わたしもコロナ禍で、目標を再設定させていただきました。
老いを認識し、
これからも動ける身体と、しなやかな精神のために
何を足して行ったらよいのか?を考え、現在実行中です。
今まさに「積極的な第2の人生の設計づくり」の期間を
スタートしていると言ってよいでしょう。
心と身体の変化に、お悩みの女性の皆さん、
無理をしていませんか?
自分に悲観的になっていませんか?
これからに合った「積極的な第2の人生の設計づくり」を楽しんでいきましょう。
そのために、貴女は何に気付き、これから何を足していきますか?