■靖国神社(2022.8月21日)
靖国神社には、
日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・支那事変・大東亜戦争などで
国家防衛のために尊い生命を捧げられた方々の御霊(みたま)が祀られている他、
坂本龍馬や・吉田松陰・高杉晋作、
わが故郷の藩士であった橋本左内など、
歴史的にも著名な幕末の志士達も祀られている。
「祖国を守るという公務に起因して亡くなられた方々の神霊」
であるという一点に共通し、
その数は246万6千余柱に及ぶそうだ。
そして、祖父達も靖国に祀られている。
戦歿者(せんぼつしゃ)と私たちは
どこかで繋がっていて、
英霊のみなさまのおかげで
今の自分があり、
日本に暮らすことができていると思えば
ここは誰でも参拝して良い神社なのだ。
・
・
・
靖国参拝が問題になったのは、
私が中学生のころ1985年の夏あたりからだったかと思う。
日本の総理大臣が靖国参拝すると他国から批判を受け
TVや新聞がこぞって取り上げる。
それが頭に刷り込まれ、
恥ずかしながら…
靖国神社に参拝するのは配慮がなんだと
勘違いしていた時もあった。
しかし、今は気軽に足を運んでいる。
何より一番!祖父達が祀られているのだから
自分にとっては参拝するのはあたりまえ。
その上、日本の歴史を学べば
誰もが参拝してよい神社だということがわかる。
・
・
・
2022年8月21日。
靖国神社で正式参拝(昇殿参拝)するのを目的に弾丸で東京へ。
また安倍晋三先生の四十九日前に手を合わせたいこともあった。
(きっと安倍さんの魂も靖国神社へ
お参りにいらっしゃっているのではないか?という想いから)
正式参拝は、本殿の奥にある
「霊璽簿保安殿(れいじぼ:御祭神のお名前が書かれてある)」
に近づくことができ、英霊の皆様のそばで参拝ができ有難い。
また、静かで何とも言えない清らかな空間である。
御祭神の遺品が展示される遊就館は、
何度訪ねても情報量が多く時間がなくなるのだが、
日本の歴史を知ることが出来る。
ここに訪ねたことが無い方はぜひに足を運んでみて欲しい。
遊就館の最後の部屋には安倍先生のコーナーも。
靖国神社へ参拝された時の写真や書が展示されていた。
日本国のために尊い命を捧げてくださった英霊の皆様と同じように、
安倍先生の写真やゆかりの書が展示されていてありがたかった。
感謝…安倍晋三先生、ありがとうございました。
寂然不動(じゃくねんふどう)
煩悩を去って心静かに何事にも動じない(揺るぎない)の意
そのうえ、偶然にも
日本の軍事史・艦内神社研究家の先生が
いらっしゃっていて
お声を掛けさせていただいたのも
とてもありがたかった。
靖国神社をあとに、
一の鳥居をくぐりながら
祖父達を誇らしく思うと共に
戦後育ててくれた祖父(戦歿した祖父の兄弟)と祖母に感謝した。