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トレーナー・フィットネスコーチ・ ウォーキングアドバイザーのエストロゲン子(中の人)です。今よりもHappyになる歩き方を貴女に!〝60分〟で一生ものの歩き方が身につくウォーキングレッスン/ウォーキングやランニング、エアロビックダンスなど、有酸素運動指導30年♡ 健康セミナー・体操監修、雑誌コラム連載中。

エストロゲン子の美活ウォーキング

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2022年8月19日 (金)

■夏の果てに_。我思うゆえに我あり。

〝暑い暑い…〟が合言葉になっていた頃は
このまま夏が果てしなく続くような気がした。

祖母が昔から
〝お盆を過ぎたら涼しくなるよ〟と言っていたように
玄関のドアを開けたら涼しい秋の風が吹き
いつの間にか、蝉の大合唱も聞こえなくなっている。

今年のお盆過ぎも、祖母の言っていたとおりである。

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ウォーキングに出かけ
ふと空を見上げると
夏の積雲と秋の巻積雲が混在しているのを見つけた。

隣り合う季節の空の中に
二つの季節の雲がある空のことを
「行き合いの空」と言うそうだ。

炎暑の中、いつも太陽に向かって
元気に咲いていた向日葵も
今はもう頭を垂れている。

まるで成熟期から更年期に入った
女性のようにも見えてしまうのは私だけだろうか。

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そろそろ森山直太朗さんの出番です。
いや、井上陽水&玉置浩二かな。

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吉田松陰は留魂禄の中で

〝人の一生はその長い短いによらず
春夏秋冬のようなものだ。
誰もが自分の人生で花をつけ
実をつけている。
また種となって誰かが受け継いでいく限り
自分の春夏秋冬は循環する〟

___と言う。

夏の果てに見る向日葵からは、
生涯は短くても
花をつけ、実をつけ、種をつけ、
命を未来に繋げていく大切さを学ぶことが出来る。

また季節が過ぎシャンと立っていられない姿からは
からだの老いを受け入れていく大切さを学ぶ。

まさに「夏の果て」は今の自分自身か___。

どんな種をつけているのか
何を循環させていくのか…。

こんなことを考えるようになったのも
夏の果てと今の自分が重なるからであろう。

めぐる季節の中に
我思うゆえに我あり。