2022.11.22 妄想だらけで損してる!
昨日からK先生から3回の着信がありました。
仕事で電話を取ることが出来ず、留守電にはその都度
「お伝えしたいことがありますので、また連絡します…」と。
そういえば先日K先生が「手術のための検査に問題がなければ、こちらからの連絡は無く、次に来ていただくのは手術前の日になります。」とおっしゃっていたこともあって、
「何か問題でもあったのかな…」と色々妄想しては不安になっています。
ここまで連載を読んでくださった方はお気付きだと思うのですが、私は色々考えてしまう性分で、夫からも「その性分は大変やろ」と言われているほど。
最近は不安過ぎて眠れないこともあります。
良い表現すれば思慮深いとでも言いましょうか…
良くない表現をすると心配性・考えすぎの性格で、日々妄想だらけで損してしまうタイプなのです。
おばあちゃんが同じような性格でしたので、自分の心配性が出るたび、「おばあちゃんでた…」と懐かしく思い出すのは、それはちょっと良かったりしますが。→過去回想も妄想
さて、コロナで緊急事態宣言が出た時、営業できない期間がありました。
仕事ができないので読書三昧で、その期間に「反応しない練習(草薙 龍瞬さん)」という書籍を読んでおりました。
この書籍には、ブッダの教えによる「不安な気持ちで損しない方法」が書かれており、読んだ時には「私に必要なのはこれだ!」と思ったのですが、なかなか日常生活に活かせてないことに最近気づきました。
そんなことで、Blogに覚書として記録し、読み返して実践してみようかと思います。
「不安な気持ちで損しない方法」は、頭の中の状態を「心の反応」によってわかりやすく「3つの反応に分類する」ことからなのです。
3つの反応とは、
(1)貪欲(過剰な欲求。現状以上に求めてしまう心)
(2)怒り(不快感・不満)
(3)妄想(アタマの中で考えること。過去を思い出す・将来を想像することなど)
〇〇だったらどうしよう…
〇〇かもしれない…
という不安は、マイナスな状況を想像している不安な状態。
つまり妄想なのです。
考えているうちに不安になったり、気分が落ち込んできたときは、自分の心の癖に気付き「これは妄想なんだ…今自分は妄想している。」と理解すること。妄想しない練習をすることが大切なのです。
妄想に気付いたら、次はリセットしていく。
リセットには「感覚を意識すること」
感覚は記憶や感情とは全く別の心なので、感覚に意識を向けると、貧欲・怒り・妄想をリセットすることができるのです。
今、目の前に見えることだけに集中する。
今の自分の体に意識を傾ける。(例えば呼吸や歩行時の足の裏など)
〝今ここ〟に集中することが、取り越し苦労しない方法なのですね。
そんなことで、今日は11㎞歩きましたが、
・呼吸が浅いな
・目線が落ちているな
・足がフワフワしているな
・街中の救急車の音にフォーカスしてるな
…と妄想して体も可愛そうな状態だと気付いたので、あえて逆のことをしてみました。
・ゆっくり深い呼吸にしてみる
・目線を自分の目の高さ
・かかとの中心から親ゆびまで足裏をローリングするように
・風の音と鳥の声を聴こう
不思議と落ち着く。
ブッダには全く近づくことすらできませんが、色々考えて心配しても仕方ないので、少しずつ妄想癖を改善し、取り越し苦労を軽くしていきたいです。
お客さまに、お守り!手術が成功しますように…と手渡されました。
ありがとうございます。
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