■[書籍の紹介]百年時代の運動・スポーツのトリセツ
[書籍の紹介]
ヘルスリテラシーとは、健康情報を入手し、理解し、評価し、活用するための知識・意欲や能力のこと。
皆さんは、ヘルスリテラシーを高めていますか?
更年期症状や更年期障害が女性のパフォーマンスをどれくらい低下させるかのアンケート調査によると、
元気な時と比較し、更年期症状や更年期障害によって仕事のパフォーマンスが半分以下になる人は約半数だという事が解りました。
(元気MAXを10点として5点以下の人約45%:日本医療政策機構「働く女性の健康増進に関する調査 2018年)
また健康状態を少しでも良くするにはどういったことが関係をしているかの調査では、ヘルスリテラシーが高い人の方が、更年期症状や更年期障害における仕事のパフォーマンスが高いことが解っています。
こちらは更年期によるデータですが、ヘルスリテラシーを高めることは、
老若男女問わず、どのライフステージ、生活シーンにおいても大切なのではないでしょうか。
そんなことで、運動指導に従事する私どもも、ヘルスリテラシーを向上させるための取り組みや、体に関する知識を身につけ、身体活動を普及させていくことは社会にとっても重要な役割になると日々勉強中です。
しかし、よく壁にぶち当たるのは、〝適度な運動は健康によい〟と言っても、運動と医学の関係におけるエビデンスはまだまだわかってないことも多いこと。
エビデンスを求められる時に、情報が古かったりぼんやりしていたりと、悩んでしまう事もありました。
・・・
ある日、いつも応援しているクリニックのInstagramの投稿に紹介されていた書籍。
「百年時代の運動・スポーツのトリセツ」(編集:日本臨床スポーツ医学会学術委員会)
こちらを購入して読み始めています。
この書籍は、健康のためのスポーツや身体活動との関係が、最近の論文やデータ、ガイドラインから解りやすくまとめられていて、運動監修や健康セミナー構成にとても参考になりそうです。
とてもわかりやすい内容だなと感心していると…
著者紹介の欄に…お友達と言ってはおこがましいですが、見たことのあるお名前が。
この書籍に出会ったことが、私にとって一番のヘルスリテラシーなのかもしれません。
スポーツを普及している方や運動指導者の方におすすめかとpostしました。
興味がわいたら是非お手に取ってみてくださいまし。